うつ病は幼少期の育て方が問題だという見解は正解であり不正解

oyaうつ病になると議論の的になるのはうつになった原因。誰が悪かったのか、どこが悪かったのか犯人を捜して見つけ出そうとします。そんな中、うつになるのは幼少期の育て方が問題だという説を見つけたことでしょう。はたしてそれは本当なのでしょうか?

今回は、そのことにモン介が思っていることを話します。

うつ病や不安障害などの原因は親にあるという理由

こどもは生まれてすぐは自分の力で生きていくことができません。そのため親が守って生きていかなければなりません。もちろん守るだけでなく、今後独り立ちするときに困らないように様々な教育を与えます。

昨今は共働きの家も多く保育園に小さいときからあずけるケースも多いですが、子供にとって一番の影響を及ぼすのは親なのです。そして、確率から言えば母親が何より一番の影響をあたえます。

なぜなら、イクメンなどで男性が育児をする機会が増えてはいますが母乳を上げたりそばにいたりするのはまだまだ女性が多いからです。ですから、その子に良くも悪くもつよい影響をあたえるのは母親ということになるのです。

さらに、人というのは幼少期の教育が大人になってからも影響するといわれています。三つ子の魂百までとよくいわれますよね。これが親に原因があるといわれる理由です。

うつ病や不安障害になったとき、自分の性格の形成過程をたどると行きつく先は親ということになるのです。

ここで本当に親に問題があるといえるのは暴力や過干渉

では、メンタルヘルス疾患を患った場合なんでもかんでも親が悪いという片づけ方をするかといったらそうではありません。もちろんブラック企業による圧力が原因かもしれませんし、パワハラをしてくる上司や、モラハラをしてくる部下が原因かもしれません。

そういう明確なストレス原がある場合は親が悪いと言われることはありません。実は、患者自身の性格や行動パターンが原因でうつ病や不安障害になったときに親が悪いという話が出てくるのです。

例えば、必要以上に努力しすぎてしまう性格や過労気味になる性格、潔癖な性格や反論できない内気な性格。優柔不断で決断能力に欠けたり、弱気な性格などストレスを抱えやすい性格などですね。

この性格の部分の原因をあげだすと結論として親の教育という部分に行きつきます。こどものもって生まれた部分もありますが才能半分、環境半分がその子を作り上げているといわれていますから親の原因として挙げられることが多いです。

ただ知っておいて欲しいのは、このとき親として問題と判断されるのは虐待などの暴力をしていた例や極端な過干渉(過保護)の部分だということです。子供が何か失敗したときに必要以上に説教をし暴力をするような親の元で子がそだつとPTSDという精神的なトラウマのせいでまっとうな判断ができない、もしくはチョットした説教で体が硬直し思考が止まる子供になります。

また、過干渉で子供がひとりで決めて行動を起こさないといけない場面でことあるごとに親が代わりに決断したり、問題行動を起こしたときに親が勝手に問題解決してしまったりとなんでも子供の先回りをして子供が何の困難も体験してこなかった状況もメンタルヘルスになりやすい子供になります。

そういう極端な親が問題なだけであって、普通に子育てしていたらまず問題があるとは言えません。

自分は悪くないと心底思っている親ほど危ない

このように親が悪いという判断になるときは一般人が見ても問題があると思えるようなパターンが多いです。ですから、あなたの教育が間違ったためにわが子がメンタルヘルス疾患になったと心配になる必要はありません。

なにより問題のある親ほど自分が悪いなんて思いません。私はこんなにもわが子のために尽くしてきたのになんで私が責められなきゃいけないのと平然と声をたからかに話す親ほど問題があるのです。自分が悪いと思っていないのでよりたちも悪く、そんなところの子供はかわいそうだと思います。

ですから、自分が悪かったのかな、どうすればよかったのかな。と自分の悪かった部分を探している親に問題があることはまずないのです。自分を責めてしまう親ほど子供と一緒にメンタルヘルス疾患になりやすいので要注意してください。

ほとんどの親は育て方なんて間違っていないし正解なんてない

基本的に子育てに正解はありません。時代の流行りなんかもあって教育論はどんどん変わるのです。少し前は詰め込み教育はダメでゆとり教育がいいといっていたのに、来年あたりから詰め込み教育寄りの教育方針に義務教育がなる例をみてもわかりますよね。

昔はスパルタで教え込むことが良しとされてきた時代もありましたし、そもそも子育て情報すら全然ない時代もあったくらいです。その時々で親たちが悩み決断し行っていくのが子育てであり、手探り状態で進むのが当たり前なのです。

その必死な努力にたいし、結果論として間違っている、間違っていないといっても後の祭りです。その時はそれが一番いい選択だった、一番いい教育だと思ったというほかないし、間違っていたからといって時間を巻き戻せるわけでもありません。

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歯車がうまくかみ合わさなかった事実を受け止め今からできることをする

このように必要以上に自分を責める必要がありません。ただし、いまわが子が苦しんでいる状態であること、もしかしたら、結果論だとしても自分の子育てが悪影響を施しているかもしれない事実があったら、素直に受け止めてください。

開き直りはよくありません。というかあなたなら開き直ることはしませんよね。もし、自分のやり方が間違っていたなら修正すればいいのです。今できる最善を尽くせばいいのです。大丈夫、前から今できる最善をしていたなら、あなたの行動はいつもとかわらなくて済みますから。

手遅れになったなんてことはありません。わが子がいるならば、まだまだ間に合います。いつでもやり直せます。苦しんでいるわが子と自分の時間と体力が許す限り話してみてください。たぶん、くるしんでいるわが子から辛らつな言葉を浴びせられるかもしれません。

でも、そのほとんどがうつ病などの苦しみや症状が言わせていることです。そんなときは反論しないで上げてください。必死に疾患戦っているだけですから。でも、あなたが耐えられないと思った時は距離を置くことも忘れないでくださいね。

子供には自分で考え決断させる練習をさせると臨機応変さが身につく

メンタルヘルス疾患になった場合、一番重要となるのは臨機応変さを身に着けることになります。不安がつよい場合は、不安が下がるような行動をとったり仕事の負荷をさげるよう上司と話し合います。何かつらい事象と直面したときは力になってくれる人の判断を仰ぐのもいいでしょう。

会社の前で頭が真っ白になってどうしていいかわからなくなった時は、いったん会社から離れるという臨機応変さができると冷静さを取り戻せることもありますし、仕事の負荷をさげる手の抜き方を見つけるのも臨機応変さが必要です。

わが子が自分で考え進んでいく姿を補助できるように支えてあげるだけでいいと思います。

まとめ:正解なんてない。うまくいかない時は修正すればいい

何かうまくいかないことが起こったり、身内が苦しんでいる姿をみると自分がわるかったのかと考えてしまう人は真面目でいい人だと思います。特にわが子がメンタルヘルス疾患にかかって何もできない状況はあなたにとっては苦しいことでしょう。

さらに、そこにもしかしたら私の育て方が悪かったかもしれないなんて情報が流れ込んだら苦しい思いをしますよね。ですが、そう思える時点であなたの問題点はほとんどないと私は思いますよ。

なにかわが子にとって良くない行動をとったかもしれません。でも、それは良かれと思った行動だったと思います。ですから、いまから修正すればいいのです。いつでもやり直せますから。少しずつ少しずつ前に進めるように考えてくださいね

 

 

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著者:モン介

雪の降る地域に住む、のほほんマイペース男子。 寝ることが好きで布団が親友、でも、気持ちい日差しも親友です。 うつ病に苦しみながらも、様々な人の力を借りて何とか克服。 現在は楽しく毎日を過ごしています。そんな経験が同じような苦しみを持つ人の力になれるよう活動します。

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