大人の発達障害。これがうつ病の原因になることもあるって知ってますか?

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最近よく聞く「大人の発達障害」。あなたはどういうものか知っていますか?アスペルガー症候群、注意欠陥多動障害(ADHD)、学習障害(LD)など一言では表すことができない障害です。

この大人の発達障害、実はうつ病とかなり深くつながりのある障害だということがわかってきました。うつ病を患ったあなたは発達障害の可能性もあるのです。

昔は子供時代だけ注意すれば大人になると治ると考えられてきた発達障害。そのことを今回はご紹介しましょう。

大人の発達障害って何?

発達障害という言葉は子供を授かっている家庭では耳にしたことのあることばでしょう。子供の発達がうまくいかず学校になじめない子供は学級に一人や二人必ず存在します。

また、そのような子供たちが苦しい思いをしないように行政や民間が力をいれてフォロー体制を整えているため現在では早期発見、特別支援が実施されている現状です。

ですが、お子さんがいない人や独身の人々はあまり聞きなれない言葉ですよね。特に大人の発達障害なんてあまり聞きません。

なぜなら、この大人の発達障害は、最近、社会的に問題視される場面が増えたためなんです。だからあまり知られていない。情報リテラシーが高い会社の管理職クラスの人は勉強会や講習を受けてことがあり、知っている可能性が高いですが。

発達障害の種類

では、発達障害を具体的に説明していきましょう。一概に発達障害といわれるのは以下の三つ。

  • 注意欠陥多動障害
  • アスペルガー症候群
  • 学習障害

それぞれ説明していきましょう

注意欠陥多動障害(ADHD)とは

注意欠陥多動障害というのはADHDとも呼ばれ、注意力が散漫でおちつきのない人につけられます。学童だと授業中にイスに座っていられない子供や、一つのことに集中できない子。はたまた自分の好きなことに集中してしまうと他の情報が全く入ってこない子供など集団行動をうまくこなせない子供がよく診断される障害名です。

基本的には、特別な学習支援を行うことで日常生活が普段どおりにおくれるようになる障害です。ですが、幼少期に特殊学習をしていれば無意識に注意散漫を防ぐことができるようになることが多いです。

とはいえ、基本的に潜在的な気質が劇的に変わるわけではないため、大人になってから苦労する人も出てきます。そのような人は大変な思いをしながら日常を過ごすのですが、稀に環境に適応できず社会生活に支障をきたしてしまいます。これが大人の発達障害。

いままで「変な奴」と思われていた人が実は発達障害で苦しんでいたなんてこともあります。

アスペルガー症候群とは

アスペルガー症候群とは簡単に説明すると周りの空気を読むことが全くできない人のことを指します。ですが、本人に悪気はなく脳の疾患だと考えられています。症状が重い人は葬式中に「おなか減ったから、葬式でたくなかったんだよ」と親族にいってしまったり、大事な会議中に「必要のない話ばかりですね」と無神経に言い放ったりしてしまう人です。

基本的に人の気持ちを読み取ることが苦手なため、思ったことをストレートに発言してしまうのが主だった症状です。自分の好みでない女性に「ブス。全然かわいくない」など突然言い出し女の子を泣かしてしまう男の子がこれですね。

基本的に空気は読めないため、相手が不機嫌になっても気づかずひょうひょうと話しかけたりしてしまうので相手の逆鱗にふれ怒られてしまい「なぜ起こられたのかわからない」と困惑するケースが多いです。

また、相手が急いでいるのに自分のペースで話し続けてしまったり、意外とトラブルメーカーの人がこの障害だったなんてことも多いです。

本人としては、話す時間を3分だけと決めていたり、みんなが笑っていたらよくわからなくても「とりあえず笑顔でいよう」とか、いろいろ対策を打っていたりします。特に話しかけたりすると相手の空気を読めなくて怒らせてしまうことが多いためしゃべるのを控えている人も多いです。

学習障害(LD)とは

これを患っている人は特定の科目だけ異常に学力が低いことがあります。特に問題なのは文字が全く読めない人や計算が全然できない人がいること。ほかの学力が平均以上だったりすることもあり「なぜ他ができるのにこれだけできないの?」っと理解されないことが多々あります。

言葉は喋れるし書くこともできるのに、読むことだけできないなどかなり特殊な障害です。

 

このように発達障害というのは一つの障害を指すわけではありません。このほかにも知的障害が伴う発達障害もあるのでまだまだ知らないものが多いです。私はこの本で勉強しました。興味がある方は是非読んでみてください。

とくに「大人の発達障害」は管理職など部下を持つ人は必ず知っておいた方がいい情報が満載です。しらずに部下を苦しますことがないように読んでいただきたい。

発達障害は幼少期だけに注意すれば大人になったら大丈夫?

昔は、この発達障害の中でADHD(注意欠陥多動障害)は大人になるにつれて治ると考えられた時期がありました。大きくなれば、自然と問題なくなりますよ。なんて、学校の先生や行政の人にいわれた人もいると思います。しかし、全員が全員問題なくなるわけではありません。

近年、発達障害と判明するケースが増えているわけ

このように大人の発達障害は社会的な問題となっています。また、近年では発達障害と診断される人が増えていると聞きます。これは突然増えたわけではありません。社会的な認知が広まったことにより今まだ病名が付かなかった人たちが診断されるようになったことが一番大きい要因です。

さらに、問題なのは社会一般の価値観が多様化してきたことも理由の一つです。昔はものもなく、産業も発達していなかったため単純作業の仕事が多くありました。人とコミュニケーションをとるよりも手足を動かして汗水流して働けばいい世の中だったわけです。

それが、肉体労働がどんどん減り、デスクワークが増えてきた現代。今はコミュニケーションをいかにとれるかが仕事の評価につながります。空気を読んだり、場をわきまえたりする必要が重要視されるようになりました。

さらに、高度成長経済が終了したことにより、人々の価値観は多様性をおび、成熟社会になったいまは価値観が多様化しています。価値観が違えばコミュニケーションをとる方法も変わります。そのためには空気を読みながら探りさぐり人と接触しなければいけないのです。

ですが、発達障害を患っている人々はその空気が読めない。そうするとある決まった行動しかとれないことになり、環境にうまく適応できない事例が増えてきたのです。

そのため、問題視されることが増えてきてしまったんですね。

発達障害とうつ病の関係

このように複雑なコミュニケーション能力が必要となっている昨今では、発達障害を患っている人にはやりずらい作業が多く出てきます。何をするにも人とのコミュニケーションが必要なのです。

そのたびに相手を怒らせていれば仕事になりませんし、気持ちも滅入ってきます。原因がわかれば対処の使用もありますが、理由がわからないので改善の余地もない。

落ち着いて行動するにも成果を早く出せとせかされ自分のペースを守ることもできず、多動の症状が強まってしまい仕事に集中できなくなる人もいます。

そうする仕事が思うように進まず、処理できない仕事が増えてきます。そうすると長時間労働を余儀なくされたり、評価を下げられたりと不利益な待遇をしょうことになります。

その中でも、真面目に頑張ってどうにかしようとしますが、自分で原因がわからない時点で負のスパイラルに足を踏み入れたも同じ。いつかは破たんしてうつ病となってしまうのです。

うつ病と診断されても「大した仕事もできないくせに」とののしられてしまう人もいます。そうなると、もう生きていることに価値を見出せなくなってしまうのです。

さらには、うつ病の治療を施しても職場に復帰して問題になるのは発達障害の症状。そうなれば、またうつ病が再発し社会から離れなくてはいけなくなります。

このような人にはうつ病の治療のほかに発達障害の治療が必要となってくるのです。

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発達障害と診断されるボーダーラインについて

ここで問題なのは発達障害を専門に診察できる医師が日本にあまりいないということ。あなたの住んでいる自治体にはいないかもしれません。そうなれば、専門医を探しに遠出しなくてはいけません。

また、発達障害の診断は難しい上に時間がかかるものです。なぜなら、ここからここまでが障害です!っていうボーダーがないから。基本的に平均的な人でも注意が散漫になることがあります。また個性のよって注意力の違いが出てくるのも事実です。

そうなると、どこから病気としていいのか明確な分かれ目がないのです。

精神病などは「本人が日常生活に支障をきたしている」と主張した段階で病気と判断されることが多いです。しかし、発達障害は判断が難しく他の精神病も含め多方面から検討する必要があります。

これが、現代の大きい問題でしょう。

特にやめてほしいのは素人が勝手に「こいつは発達障害だ!」とレッテルを張ること。よくわかりもしないで相手を勝手に決めつける行動はよくありません。それに相手にも言い分があるでしょう。会社で立場が上の人には十分に注意してほしいことです。

私の知り合いは、これにより医師に発達障害と診断されていないのに「お前は障碍者だから障碍者枠で採用する」言い放たれた人がいます。これはひどすぎる話です。とくにうつ病を患っていたわけでなく、普通の一般社員です。それを言い放った人は冗談のつもりだったのでしょうが笑えない話です。

のちに、その役員はパワハラという名目で降格しています。(ほかにも酷いことを沢山している人だったらしいです)

まとめ:他人にはわかりずらい発達障害。人と違っても自分を責めすぎないことが大事

このように他人にはわからないことで苦しんでいる人が世の中には沢山います。苦しみながらも頑張り続ける努力や気概は素晴らしいことです。そのような精神を持っている人を尊敬します。ですが、時に自分をいたわることを忘れないでください。無理がたたるとうつ病が後ろから忍び寄ります。

人と違うと悩んでいる人も自分を責めすぎないでください。自責が行き過ぎるとうつ病になります。変えれることは変えた方がいいですが、帰れないことは自分の「個性」と思って開き直るのも一つの手です。考え方は沢山あります。

また、うつ病をすでに患っている人でも自分が発達障害かもしれないと思ったら一度、医師に相談してもいいと思います。医師は必ず自分の意見を教えてくれますから。ただ、うつ病を患うと発達障害と同じような症状が出る場合があります。そのため、自分を発達障害と思い込んでしまう人もいます。

実は、私もその一人。自分が発達障害かもしれないと日夜ひとりで調べていました。結果、医師に相談したところ君の場合は発達障害ではないのでうつ病の治療に専念しましょうね。と言われました。

このように、うつ病になるとあれやこれや不安になります。わからないことは医師に相談しましょうね

 

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著者:モン介

雪の降る地域に住む、のほほんマイペース男子。 寝ることが好きで布団が親友、でも、気持ちい日差しも親友です。 うつ病に苦しみながらも、様々な人の力を借りて何とか克服。 現在は楽しく毎日を過ごしています。そんな経験が同じような苦しみを持つ人の力になれるよう活動します。

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