2016/02/19

うつ病患者に告ぐ。医者によってあなたの病名は変わる可能性があります。

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調子が悪くなり内科をまわっても原因がわからない。どうしていいのかわからずに途方に暮れる中、内科医には「心療内科にかよっては?」と進められることでしょう。あなたもそうやって心療内科にたどり着いたと思います。

そこでつけられた病名はうつに関するものだったでしょうが、実は医者によって診断名は変わります。そんなちょっと変わったお話をご紹介。

私がつけられた診断名は5つ

実は私はうつ病という診断名で休職しましたが、療養するため地元に戻ったため何度が病院が変わっています。そして、そこでつけられた診断名が実は別のものだったんです。最初は驚きました。

その診断名は、「抑うつ状態」、「過労性慢性疲労」、「心身症(ノイローゼ)」、「適応障害」です。ただ、それぞれに共通点があります。それはうつの症状を呈するということ。

最初につけられた「うつ病」という診断名は他の医者にしてみると早すぎる診断となるようで、他の医者たちはそろって「抑うつ状態が定着している状態ではない」と診断していると話されました。

うつ病と抑うつ状態の違いについてはこちらをご参照ください。

医者の考え方で変わる診断名

このように医師の考え方で診断名は変わります。でも、治療の方法はほとんど変わりませんでした。基本的には薬物療法。そして、毎週病院に通い症状の確認をされるのです。

たまに心理テクニックを使った対処法を話したりしますが、ほぼ雑談メイン。そうやっているうちにカラダの調子は徐々に上向きになります。ですが、私の場合は復職に失敗したこともあり、心理カウンセリングなどの心理療法を勧められるようになります。

心理療法を実施できる病院は少なく、心理療法をするなら転院することになることがほとんどです。(今は普及しているので増えてきているそうですが、、、)

同じ心療内科の先生でも考え方が違うのは私にとっては意外でしたね。でも、実は専門が違うとさらに違う考え方があることを私はこの後知るのでした。

とある専門医の意外な話

うつ状態で通院している最中、風邪をひいたために他の内科にかかったときは意外な話をされたことがあります。

他の病院に行くと今現在服薬しているクスリの名前を聞かれるのは皆さんご存知ですよね。そのクスリの名前は有名なものであれば医者はその患者が大体患っている病名が分かるのです。

私が飲んでいたうつ病のクスリもポピュラーなうつ病治療薬だったため私が患っている病気も内科医はわかったようです。そして、その内科医が言った一言が驚きでした。

「うつ病はクスリじゃ治らないよぉ。」

それを聞いた私は唖然としてかたまってしまいまいた。そりゃそうですよね、心療内科の先生はみなクスリは大切だから飲み忘れないようにって言ってますもん。

でも、その内科医は続けました。「これは医者の専門によっても考え方が違うし、同じ専門でもそれぞれ考え方が違うから一概に言えないけどね。ほら医者も一応にんげんだから考えは全て一緒てことはないのよ。んで、俺の考えだから参考程度に聞いてほしいんだけどね。クスリを飲んでれば治ると思っているとうつ病は治らないと思うよ。クスリは良くて補助だから。

私は言葉が出ませんでしたね。意味不明でしたから、、、何を言ってんだこいつ?って感じです。でも、その内科医は最後にこういったんです。

「今くらいのクスリの量ならまだいいよ。でも、ツラいと医者にいったことによって、信じられないくらいクスリを出してくる医者もいるからね。クスリ増やすだけじゃうつ病は良くならないから。増やすだけ増やして話を聞かない医者だったら違う医者を探しなさいよ」

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「・・・・はい」と告げた私は内科医の言っている意味がよくわかりませんでした。

でも、そのあとNHKのニュースでうつ病患者に必要以上にクスリを処方し副作用で悪化させる医者がいるという報道をみて納得がいきました。そういう変な奴も医者にはいるんだな。気を付けないとなとココロにとどめることができたのです。

幸い、私がかよっていた病院の先生は「クスリだけ飲んでてもダメだからね」といってくれる人だったから心配はなかったですが、最初にかかった心療内科は「クスリさえ飲んでいれば治るから」といっていたので二度と行かないことにしましたね。

ある人は自分の欲しい診断名を探して病院を放浪

上記のようにイロイロな考えを持った医者がいるのはビックリでしたが、患者の中にも驚く考えの人がいるのも事実です。

うつ病をわずらうと同じ症状になやまされる人と会う機会が増えていきます。ですが、その中にはちょっと変わった人がいるのです。私が一番驚いたのは自分が思っている病名を言ってくれる病院が出てくるまで病院を変える人。

基本的に数値評価が難しい精神病関係は患者の申告をもとに診断を下していきます。そのため、最初に診断した病名でも、長い通院期間に患者を詳しく観察することで別の病名をつけることも少なくはありません。

特に、客観的な症状を知るためにも近しい人間と一緒に来院してもらったり上司も一緒に病院に来てもらうこともあるほどです。

このように自己申告での診断には限界があるのを知ってか知らないかはわからないですが、欲しい診断名を探して何十もの病院にかかっている人がいました。その人は念願の欲しい診断名を手に入れたそうですが、最終的に「人格障害」という病名に落ち着いたときいています。

セカンドオピニオンはほどほどに

このように診断には客観的な判断材料が必要になるため、あまり病院をころころ変えるのはよくありません。私のように療養先が遠かったりする人もいるので難しいですが、3~4も病院を回れば十分だと思います。

うつ症状で疑心暗鬼になることもあり、心療内科の先生の話が信用できなくなることもあるでしょう。でも、ころころと病院を変えることはしないでくださいね。

まとめ:病名が重要でなく、良い方向に進ませてくれる医者を選ぼう

診断名を聴き一喜一憂する人もすくなくありません。うつ病じたいをきらっており「うつ病」の診断が下りるのが嫌で心療内科に通わない人もいます。せっかく通ってもうつ病のはずがないとうつ病関連の診断を拒否する人もいます。

ですが、今回話したように病名はさほど大事ではありません。診断名は変わっても元気に戻れるなら診断名はなんでもいいのです。

診断名に固執する人はその診断名にたいするイメージが問題だったりします。うつ病というイメージはまだネガティブなものであることが多いです。治らなそうな診断名はつけられることに苦痛を覚えたりするでしょう。

でも、よく考えなおしてください。つけられた診断名よりもその後、しっかり治療できるかを知るほうが重要です。信じられる医者はその後の治療方針をしっかり説明してくれる医師です。

精神病は不思議な側面をもつものです。その病気と共に過ごしたり、克服できるようになるために共に歩いてくれる医者であれば、診断名は多少違っても問題ないと思います。

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著者:モン介

雪の降る地域に住む、のほほんマイペース男子。 寝ることが好きで布団が親友、でも、気持ちい日差しも親友です。 うつ病に苦しみながらも、様々な人の力を借りて何とか克服。 現在は楽しく毎日を過ごしています。そんな経験が同じような苦しみを持つ人の力になれるよう活動します。

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