2016/12/10

うつ病になって働けなくなった。という人へ贈る。障害年金というセーフティーネット

どんな国でも生活していくにはお金が必要って感じのお札の写真うつ病をわずらうと健康な時のように働けなくなるようなこともあります。最悪な場合、働けなくなることもありますよね。そうなると生活を維持するのはとても難しいものです。

そんな現実的な金銭問題に救いの手を差し伸べるのが障害年金。ちょっとややこしいけど、知っておいて損はありません。

Contents

障害年金って何?

簡単に説明すると病気などで障害が残り生活が不安定になったときに守りますよっていう制度。元気に生活しているとなじみがない人が多いですよね。

どの年金でも障害年金がもらえる

国民年金、厚生年金、共済年金のどれに加入していてももらうことができる年金です。年金というと老後の生活資金というイメージが大きいですが、老後を迎える前に病気で生活に支障をきたしたときにももらえるんです。

ですので、若い時から年金はしっかりと収めておきましょうね。昨今は、老後にお金が戻ってこない!!って情報ばかりが独り歩きしていて加入しない!!って人がチラホラといますが、こういう大事なセーフティネットの役割も果たしているんです。

障害年金がもらえる条件とは

どの年金でも加入していればもらえると記載しましたが、未納期間などがあるともらえないこともあるので注意が必要です。ということで、障害年金がもらえる条件について簡単に説明しましょう。

初診日に年金に加入している

念のため確認します。あなたは年金に加入していますよね?それなら大丈夫。障害年金がもらえます。ただし、初診日という概念によて適応される年金が変わります。

初診日とは精神疾患による症状がでて病院にかかった初めての日のことを呼び、この初診日に加入していた年金が適応されるのです。ですから、精神疾患により離職を余儀なくされた場合でも厚生年金での障害年金がもらえます。

あれ?年金の種類によってもらえるものが変わるの?って思ったあなた!鋭いですね。それについては後で説明しますね。

初診日までに一定条件の保険料を払っている

初診日の前の日までに年金を払っていることが重要となりますが、さらに条件があります。それは

  • 20歳から初診日の前の日までの期間で3分の2以上、公的年金を収めている
  • もしくは、初診日の前々月からさかのぼって1年間に未納がない場合

です。このどちらか一つを満たしていることが障害年金を受給できる条件となります。

例えば26歳の人は6年間の納付義務期間があります。初診日が26歳の時で24歳から26歳までの2年間払っていなければ障害年金はもらえないのです。

でも、同じ2年未納付でも21歳から23歳まで未納だった人で初診日が26歳なら障害年金はもらえます。初診日の前々月からさかのぼって1年間は公的年金を収めていますから大丈夫なんですね。

ちなみに納付免除期間も支払っていることになりますので安心してください。ですので、普通に一つの会社に勤めていれば問題にならないものですし、離職してニートなど無収入の期間があったとしても納付免除を申請していればまず起こらないことです。

ただ、注意が必要なのは共済年金から厚生年金に切り替わったり、国民年金から共済年金・厚生年金に切り替わったときですね。後で書きますが、国民年金、共済年金と厚生年金ではもらえる障害年金の種類が変わってくるんです。ですので、自分がもらえる年金は知っておいてくださいね。不安な時は日本年金機構にしっかりヒアリングして損しないようにしてくださいね。

障害の度合いが条件を満たしている

どんな病気でも障害年金をもらえるわけではありません。基本的には規定がありそれに沿ったものが該当されます。どんなものが該当するかは後述しますが、基本的に後遺症を残して生活するうえで不利を被る場合は適応されます。

20歳以上65歳未満である

これは、初診日の時の年齢が適応されます。初診日が20歳以上65歳未満でなければなりません。65歳以上の場合は老齢年金が支給されているため障害年金の対象から外されてしまうんですね。また、20歳未満でも先天性の障害や障害を発症した場合は障害年金が出ますので安心してください。

ただし、20歳未満に認定された人だけには納付していないという観点から収入上限規定が設けられています。年収が360万4千円だと半額停止、年収が462万1千円だと全額停止となります。ただし、扶養家族がいると金額はもう少し高くなりますので心配な方は調べてみてくださいね。

どうでしたか?おそらく条件はしっかりと満たしていることと思います。注意するのは転職をしたときですね。特にフリーターからサラリーマン、サラリーマンから公務員など年金の種類が変わる転職の時が注意が必要です。

様々な傷病に適応されます

今回は精神疾患の障害年金について説明しますが、もちろん他の病気などの障害にも適応されます。日本年金機構に大まかに分けたものがありますので引用します。

・眼の障害
・聴覚の障害
・鼻腔機能の障害
・平衡機能の障害
・そしゃく、嚥下機能の障害
・音声または言語機能の障害
・肢体の障害
・上肢の障害
・下肢の障害
・体幹・脊柱の機能の障害
・肢体の機能の障害
・精神の障害
・呼吸器疾患による障害
・心疾患による障害
・腎疾患による障害
・肝疾患による障害
・血液・造血器疾患による障害
・代謝疾患による障害
・悪性新生物による障害
・高血圧省による障害
・その他の疾患による障害

引用元:日本年金機構HP(国民年金・厚生年金保険 障害認定基準ページ)

どんな症状が認定され障害年金がもらえるかは、日本年金機構HPの国民年金・厚生年金保険 障害認定基準のページにPDFファイルで資料が配布されてますので読んでみてください☆

本記事では精神疾患に関する部分を説明していきますね。

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障害年金の種類

さて、このように精神疾患によって生活が不安定になったときに障害年金を支給してもらえます。ただ、支給される年金には種類があるんですね。その種類は三つです。(※1追記参照)

※1追記:平成27年10月より共生年金が厚生年金に一元化されたため種類は2つです。ただし、上述した初診日が平成27年10月以前の場合、一元化される前のルールが適応されるため3種類となります。

そう、勘のいい人は気づきましたね。世にある年金の種類も3つ「国民年金、厚生年金、共済年金(※2追記参照)」ですよね。この種類によって変わるんです。それについて説明していきましょう。

※2追記:平成27年10月より共済年金は厚生年金に一元化されたため、現在は国民年金、厚生年金の2種類です。

障害基礎年金

まず最初は、どの年金でももらえる障害基礎年金です。これは国民年金の分が該当される障害年金です。厚生年金も共済年金(※2参照)も基礎年金部分として国民年金を支払っていますから、これはもらうことができます。

もらえる人は個人事業主、フリーター、フリーランス、経営者、サラリーマン、専業主婦、学生(年金免除制度利用中)公務員など年金を支払っている人すべてが該当されます。また、未成年(20歳未満)も該当されます。これは素晴らしいことですね。

障害厚生年金

ついで、世の多くの人がもらえる障害厚生年金。こちらは名前の通り厚生年金を支払っていた人がもらえる障害年金です。厚生年金の人はずるい!!って思う人もいるかもしれませんが厚生年金は自分と会社が折半で払っているため高い保険料を納めています。よって、もらえる金額も増えるんですね。

とはいうもののもらえる人は一般のサラリーマンなど民間企業に勤めている人。よって多くの人が個々の年金に該当されるでしょう。

※3追記:平成27年10月より共済年金が厚生年金に一元化されました。よって、上述した初診日が平成27年10月以降の場合、公務員も厚生年金加入者となり障害厚生年金の対象となります。

障害共済年金(※4追記参照)

そして、最後に紹介するのが障害共済年金。こちらは公務員など公的機関に勤めている人が支払っている共済年金に加入している人が受け取れる障害年金です。厚生年金同様、国民年金に上乗せで支払いをしているため、もらえる金額が増えます。

もらえる人は公務員の方になります。役所に勤めている人や公的病院の看護師さん、栄養士さんなど公務員試験に合格し、公的機関で就業される人が対象となります。

※4追記:平成27年10月より共済年金は厚生年金に一元化されたため、上述した初診日が平成27年10月以降の場合は公務員などの公的職員も厚生年金加入者として扱われ、障害厚生年金をもらう形となります。初診日が平成27年10月以前の場合は、旧制度が適用されるため障害共済年金が支給されます。

障害の重さを決める認定基準

ここまでで、もらえる障害年金の種類を説明してきました。次は、障害の重さによってもらえる金額が変わることを説明しましょう。

障害年金は障害の重さによって支給される金額が変わります。それは障害基礎年金、障害厚生年金、障害共済年金(※4追記参照)どれでも同じです。基本的に障害の重さは1級、2級、3級に区分されます。

認定基準をキッチリ説明

この認定基準をしっかりと説明するには、日本年金機構の国民年金・厚生年金保険 障害認定基準 第8章/精神の障害が必要となります。引用すると以下のように分かれます。

令別表 障害の程度 障害の状態
国年令別表 1級 精神の障害であって、前各号と同程度以上と認められる程度のもの
国年令別表 2級 精神の障害であって、前各号と同程度以上と認められる程度のもの
厚年令 3級 精神に、労働が著しい制限を受けるか、又は労働に著しい制限を加えることを必要とする程度の障害を残すもの
厚年令 3級 精神に、労働が制限を受けるか、又は労働に制限を加えることを必要とする程度の障害を有するもの
厚年令 障害手当金 精神に、労働が制限を受けるか、又は労働に制限を加えることを必要とする程度の障害を残すもの

精神の障害の程度は、その原因、諸症状、治療およびその症状の経過、具体的な日常生活状況等により、総合的に認定するものとし、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のものを1級に、日常生活が著しい制限を受けるか又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のものを2級に、労働が著しい制限を受けるか又は労働に著しい制限を加えることを必要とする程度の障害を残すもの、及び労働が制限を受けるか又は労働に制限を加えることを必要とする程度の障害を有するものを3級に、また、労働が制限を受けるか又は労働に制限を加えることを必要とする程度の障害を残すものを障害手当金に該当するものと認定する。

精神の障害は、多種であり、かつ、その症状は同一原因であっても多様である。

したがって、認定に当たっては具体的な日常生活状況等の生活上の困難を判断するとともに、その原因及び経過を考慮する。

となっています。いやー難しいですね、、、目がちかちかする、、、

認定基準をわかりやすく簡単に説明

これでは、ちょっとわかりずらいので私の言葉にしながら簡単に説明しますと以下のような形です。

年金の種類 認定基準 障害の状態
国民年
厚生年金保険
共済年金保険
1級  周りの人に介助してもらわなければ日常生活がほとんどできない障害の状態。例えば入院していたり、在宅介護が必要で活動の範囲がベッドの周辺にかぎられるような人です。
身の回りのことは辛うじてできるものの、それ以上は無理。もしくは制限されている人たちが1級となります。
 国民年金
厚生年金保険
共済年金保険
2級  常時介助が必要でないが、日常生活が極めて困難で、労働をして収入を得ることができないくらいの障害度合いです。在宅や入院していたとすると活動の範囲が屋内にかぎられる場合が2級となります。簡単な料理や家事ができても、それ以上ができない状態です。
 厚生年金保険
共済年金保険
3級  働けるけどフルタイムはキツイ、業務負荷の調整が必要など労働に著しい制限をうける、または、制限を加える必要がある状態の人が該当します。日常生活は問題なく過ごせても、労働には制限がつく人が3級となります。
 厚生年金保険
共済年金保険
障害手当金 傷病が治ったものの、労働において制限を受けるか、もしくは制限を加える必要がある程度の人が該当する。

どうでしょうか?障害によって生活に支障をきたすレベルによって認定基準が変わっていくのが理解できたと思います。

認定基準3級の注意点

ここで注意が必要なのは認定基準3級は厚生年金・共済年金(※4追記参照)でしかもらえないということ。国民年金加入者は2級以上からの障害年金支給となります。ですので、個人事業主、フリーター、フリーランス、経営者などは3級は受けることができません。

障害年金を教えてもらい、もらえる金額がわかったおかっぱ頭の女の子

障害年金の金額

障害年金の金額は人によって違います。よって、ケースに分けて説明していきます。

国民年金加入者(厚生基礎年金)

1級の人は780,100円×1.25=975,215円/年、2級の方は780,100円/年となります。このほかに子供がいると加算されます。第1子・第2子はそれぞれ224,500円/年、第3子は74,800円/年となります。

※平成27年4月から適応の金額です。制度は変わる場合がありますので、念のため日本年金機構も参照願います。

厚生年金保険加入者

サラリーマンなど、この年金に加入している場合は上記の国民年金(厚生基礎年金)分の他に障害厚生年金がもらえます。(※5追記参照)(3級は障害基礎年金はもらえません)その額は以下のような形になります。

  • 1級:報酬比例年金額 × 1.25 + 配偶者の加給年金金額224,500円 + 障害基礎年金
  • 2級:報酬比例年金額 + 配偶者の加給年金金額224,500円 + 障害基礎年金
  • 3級:報酬比例年金額 ※最低保証額585,100円

この保証比例年金額は厚生年金を払っている平均標準報酬月額と平均標準報酬額から算出します。この話はかなりややこしいため別の記事で詳しく説明しますね。

かなりざっくりした勘定では1級:250万程度、2級で150万から200万、3級で60万くらいです。

(注:ざっくりした勘定ですので、詳細を知りたい方は別記事の詳細計算を必ず確認してください)

※5追記:平成27年10月より共済年金が厚生年金に一元化されました。つきまして、初診日が平成27年10月以降だと公務員などの公的職員も厚生年金保険加入者となり障害厚生保険受給該当者となります。この場合、障害共済年金は受給できません。

共済年金保険加入者

公務員など、この年金に加入している場合も厚生年金保険とどうように障害基礎年金以外に障害共済年金がもらえます。3級に関する取扱いも厚生年金保険加入者と同じで障害基礎年金は不支給で障害共済年金のみの支給になります。(※6追記参照)

※6追記参照:平成27年10月より共済年金は厚生年金に一元化されました。よって、平成27年10月以降に初診日がある人は厚生年金加入扱いになり障害厚生年金支給者に該当されます。初診日が平成27年10月以前の場合は共済年金加入者扱いになり障害共済年金支給者に該当されます。

計算式は

  • 1級:(厚生年金相当額 + 職域年金相当額)× 1.25 + 配偶者の加給年金金額224,500円 + 障害基礎年金
  • 2級:(厚生年金相当額 + 職域年金相当額) + 配偶者の加給年金金額224,500円 + 障害基礎年金
  • 3級:(厚生年金相当額 + 職域年金相当額) ※最低保証額585,100円
  • 障害一時金:(厚生年金相当額 + 職域年金相当額) × 2.0 ※最低保証額1,170,200円

となっていますね。障害厚生年金よりちょっと多いですね。職域部分は単純に説明すれば「2割増し」の加算となりますから。

職域加算の計算式は

  • 平成15年3月以前:平均月給 × 1.5 / 1000 × 加入期間
  • 兵船15年4月以降:年収 / 12 × 1.154 / 1000 × 加入期間

となり、加入期間が20年未満だと「1.5 / 1000」もしくは「1.154 / 1000】の部分が半分となります。

詳細な金額計算については別記事で説明しますので、少々お待ちください。

障害年金のもらい方

さて、ここでは簡単な申請方法について解説します。詳細については別記事にまとめますね。基本的には上述した受給条件を満たしていることが必須となります。年金に加入していて(未納期間の条件あり)、20歳以上65歳未満、障害が条件をみたすものであれば大丈夫です。

初診日の決定

そして、まずは、初診日がいつなのかを探します。この病気にかかわる最初の診察日です。最初から心療内科や精神科に通ったわけでなく、内科に通ったのが最初であれば内科の診察日が初診日になります。

ただし、病院のカルテ保管期間は約5年間です。よって、転院していた場合5年以上前の初診日の照明はできない可能性の方が高いです。その場合は、現在お世話になっている病院での初診日が適用されます。

障害認定日の決定

基本的に障害年金がもらえるのは、障害認定日からです。認定日の決定方法は以下の二つがあります。

・請求する傷病の初診日から起算して1年6か月を経過した日
・1年6か月以内に、その傷病が治った場合においては、その治った日(その症状が固定し、治療の効果が期待できない状態に至った日を含む)

引用元:日本年金機構 国民年金・厚生年金保険 障害認定基準 第1 一般的事項

要は、病気になってから1年6か月が過ぎても治っていない場合か、治ったとしても障害が残ってしまったと判断した日を障認定日とするんですね。

ですので、1年6か月を過ぎていない状態で申請しようとすると医師の判断によって左右されます。特に精神疾患の場合は明確な判断基準がなく治療にも時間がかかります。障害年金を1年6か月未満で請求するということは「もう治せない。この状態がこのまま続く」と医師が判断した場合ですので、簡単に決まりません。

障害認定基準を判断し申請書を作成し提出

初診日と認定日がわかれば、後は患者の状態、症状経過を鑑みながら障害認定基準がどれに該当するか判断します。障害認定基準の1級、2級、3級の簡単な線引きは上述しましたが、この申請をするときには、自分の状態を詳細に説明する必要が出てきます。

特に障害年金の精神障害認定が各都道府県によって基準傾向が違うことから平成28年7月に議論がなされ、平成28年9月1日よりは厚生労働省が策定した「国民年金・厚生年金保険 精神の障害に係わる等級判定ガイドライン」を元におこなわれることになっております。

また、新たに厚生労働省から「診断書(精神の障害用)の記載要領」と「日常生活および就労に関する状況について(照会)」という具体的説明文書が出されていますので、これをよく読み自分の今の状態が、どの障害認定基準に該当するのか医師、もしくは、社労士に相談しながら作っていくのが望ましいでしょう。

ガイドラインなどの参考資料は日本年金機構のHPに掲載されていますので是非読んでくださいね。

障害認定基準が判断出来たら診断書と申請書を作って日本年金機構に提出し認定してもらうのを待ちます。各書類は日本年金機構のHPでダウンロードすることができます。

イロイロと小難しいので、詳細については別記事にて説明したいと思います。少々お時間ください。

申請するときの壁

このように障害年金はセーフティネットではあるものの厳密に決められたルールが沢山あるために申請するのは大変なものです。ここでは、この申請の時の壁についてお話しましょう。

申請手続きに体力が必要

基本的にイロイロなことを調べなくてはいけない上に、公的な書類のため多少の不備があるだけで修正や作り直しになることが多いです。そのため、病院と年金事務所を行ったり来たりとかなり時間と体力をつかってしまうでしょう。

初診日を探す時なども、一つ以上の病院にかかっていると判断するのがとても大変ですし、初診日に通院していた病院に診断書を書いてもらわなければならないため本当にツラい思いをします。

自分が思っている3倍以上に体力を使うことが大きな壁です。そのため、社労士などに依頼して手続きをする方がいいでしょう。基本的に成果型の社労士に依頼すれば障害年金をもらえなかったのに申請費だけ取られて赤字だというようなことにはなりません。無料相談をしている人もいるのでしっかりと話をしてみましょう。特に周りに頼りにできる人(親、友人、配偶者など)がいるなら一緒に相談しに行きましょうね。

心構え

次いで壁になるのは「受給に対する心構え」です。障害年金をもらうと「もう治らない」と考えてしまう人が少なからずいます。それは患者本人もそうですし、周りの人間もそうです。

ですが、障害年金をもらっても治療は続きますし、経過が良くなる可能性もなくなったわけではありません。精神疾患の場合は、自分に合った治療方法や環境が整えば元気になる人も多いですし、気を付けながらならばフルタイムで働いたりすることができるようになります。

絶対もらわないと考えている人へ

ということで、「私はまだ治療中だからもらわない」と思っている人も一度考え直してみてほしいと思います。現在、精神疾患による障害で生活が不安定で苦しんでいるならもらって生活を安定させ治療に専念してください。そうすることで元気になるまでの時間が短くて済むかもしれません。

治療へ悪影響が出る人へ

逆に、「障害年金をもらえるから、治療はあまり頑張らない」という人がいたら、それは間違いです。障害年金をもらっても治療は続きます。また、障害年金は大きな金額をもらえるものではありませんし、やはり今よりも元気になれるなら元気になりたいですよね。だから、障害年金をもらったから自分は治らないとレッテルを張らずに治療はいつもどおりやって欲しいと思います。

私なんかもらえないと考える人へ

私なんかがもらえるわけないと最初からあきらめているあなた。諦め癖は良くないでしょ。自分に自信がないあまり自分がもらえない。仮にもらえたとしても受け取れないと思っているなら間違いです。

基本的に制度というルールに沿って受給資格がでるのであれば、しっかりと受け取りましょう。仮にルールにのっとって判断した結果、もらえないって判断しれたらもらえません。

しっかりとした基準で判断されますから「自分なんてダメ」なんて思わず生活が不安定で苦しんでいるなら申請しましょう。

障害年金を申請したらしっかりもらえたおかっぱ頭の女の子障害年金Q&A

生活保護と併用申請できますか?

併用して申請できます。しかし、障害年金は収入として換算されますから生活保護支給額は減額されます。

65歳以上でも障害年金をもらえますか?

初診日が65歳未満なら支給対象になります。ですが、初診日が65歳以降であればもらえません。理由は老齢年金を受給しているためですね。基本的に老齢年金で生活が保護されているので障害年金は支給対象から外れてしまいます。

軽く働けるようになりましたが、障害年金は止まりますか?

1級、2級の省が認定基準で障害年金をもらっている人は3級に変更される可能性があります。1級の人は必ず下級にさがりますが、月一回とかの労働で2級から3級に落とされるかどうかは判断がむずかしいですね。この部分はプロである日本年金機構にちゃんと相談してくださいね。

また、国民年金加入者で障害基礎年金のみをもらっていた人は2級以下がありませんので2級から外れると支給がなくなってしまいます。もともと3級だった人だった場合、労働に制約が必要と判断されれば障害年金は続きます。

一度申請する永遠もらえるものですか?

永遠にもらえるわけではありません。障害認定基準の認定が決まったときに一緒に受給期間が決められます。精神障害の場合は、他の障害に比べ短く1~3年である傾向があります。(ほかは1~5年)

この期間がくると年金機構から障害状態確認届という書類が届きますので、記入し提出しましょう。その書類によって、障害年金がまだ必要か必要でないかが審査されます。

不正を行っていたりすると、ここで全額停止になりますので不正はしないでください。また、治療により症状が軽くなると障害認定基準が低くなり、もらえる障害年金金額変わることもあります。

他の病気がある場合は、併用申請できるのですか?

障害年金の受給対象である障害がある場合は併用して申請できます。とはいえ、障害年金が二つもらえるわけではありません。両方の傷病を鑑みて認定基準が定められることとなります。

障害手帳と障害認定基準は違うのですか?

障害年金と障害手帳は違います。よって、障害年金の障害認定基準と障害手帳の障害等級は全く別物です。

初診日がかなり前なのですが遡って障害年金をもらえますか?

初診日を証明できる診断書ができるなら遡って支給されます。ただし、転院などしているとカルテがなくなり初診日の照明ができなくなる可能性もあります。基本的にカルテの保管義務は5年です。

休職中に受給できますか?

初診日より1年6か月すぎていれば申請することができます。基本的に会社に勤めているから支給できませんということはありません。申請し受理されれば支給されます。

傷病手当金と併用できますか?

可能です。基本的に傷病手当金は健康保険組合から出されるものですので別枠になります。初診日から1年6か月すぎていれば申請し受理されれば受給されます。

障害年金をもらっていることが会社にばれますか?

基本的に障害者控除を受けなければ会社の人間にばれるということはありません。ただし、傷病手当金をもらっている人は労務担当者に知られることになります。というのも、傷病手当金の申請欄に障害年金受給有無の欄があるからです。

ただ、隠す必要もありません。精神疾患によって労働に制限が出ているのですから必要以上に隠す必要もないのです。大きな声で宣伝する必要はもちろんありませんが、、、、

障害年金には税金がかかるのでしょうか?

障害年金は遺族年金と同じで非課税ですので確定申告をする必要はありません。

まとめ:生活が苦しさを軽減させ前に進もう

どうでしたでしょうか?小難しい話がたくさん並んだため、あたまが痛くなってしまったかもしれませんね。私は自分で文章を書いていながら頭が痛いです。。。。ですが、生活が不安定な場合、障害年金はとても強い味方となります。

全部自分で申請しようとせず、まずは身近な社労士さんに相談してみてください。そうすることで申請することができますから。成果主義の社労士さんに頼めば赤字になることもなく詐欺みたいな被害には合わないので安心です。

生活が苦しいと治療はうまく進みません。我慢しやすいあなただからこそ、障害年金はもらえない。と考えているかもしれません。でも、視点を少し変えてみてほしいと思います。苦しい時に障害年金に助けてもらい、治療がうまくいったら障害年金を打ち切ってもらい、税金を納めていけばいいだけの話なんです。

障害年金とは公的年金に加入していた人がもらえる制度です。あなたは保険料を納めていたからこそ、受け取る資格があるんですよ。ですので、もらうことに後ろめたい気持ちを持たなくてもいいのです。

いいですか?我慢しすぎないでください。セーフティーネットである障害年金は、困窮しているあなたのためにある制度です。それを、お忘れにならないでください。

 

 

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著者:モン介

雪の降る地域に住む、のほほんマイペース男子。 寝ることが好きで布団が親友、でも、気持ちい日差しも親友です。 うつ病に苦しみながらも、様々な人の力を借りて何とか克服。 現在は楽しく毎日を過ごしています。そんな経験が同じような苦しみを持つ人の力になれるよう活動します。

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