【保存版】うつ病治療に使われる薬物はこれだ!

綺麗な色ののレモンミント

薬物療法。うつ病を患った人なら必ずと言っていいほど実施する「薬を用いる療法」。誰もが知っている療法ですが、薬ってどんな種類かあるかわかりませんよね?そんな疑問にお答えするため、今回はうつ病治療に使用する薬をご紹介していこうと思います。

うつ病治療につかられるクスリ

うつ病治療に使用される薬は以下に分けることができます。

  • 抗うつ薬
  • 抗不安薬
  • 抗精神病薬
  • 睡眠薬

それぞれ詳しく説明していきましょう。

抗うつ薬

まず説明しますのは、「抗うつ薬」です。名前のとおり「うつ病を治療するための薬」です。種類は以下のものがあります。

  • 三環系抗うつ薬
  • 四環系抗うつ薬
  • SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)
  • SNRI(選択的セロトニン及びノルアドレナリン再取り込み阻害剤)
  • NaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)

これは、上にいくほど古く、下にいくほど新しい薬となります。

抗うつ薬の進化は副作用を減らすためにおこなわれてきました。三環系・四環系抗うつ薬は、メリットとして

  • 効力がいい
  • 力を発揮するまでの時間が短い

があります。ですが、

  • 抗コリン作用(口の渇きや便秘、吐き気や排尿障害など)

という副作用に悩まされることが多い薬です。これを起こさないようにするため、作られたのがSSRI・SNRI、NaSSAなんですね。

抗コリン作用を起こさないようにするために、働きかける脳内ホルモンの種類を限定している特徴があります。

ただ、万能とは言えず

  • 効果の発言まで1~2週間と時間がかかる
  • 違う副作用が存在する

というデメリットもあります。

ですから、デメリットとメリットを考慮しながら医師が処方を考える薬です。

うつ病を患っているほとんどの患者さんがSSRIかSNRIを服用していることが多いですね。おそらくあなたの薬にも、この種類の薬が処方されているはずです。

抗不安薬

そして、次に多いのは抗不安薬。こちらも名前同様「不安を抑える薬」になります。抗不安薬には

  • ベンゾジアゼピン系抗不安薬
  • セロトニン1A部分作動薬

という2種類が存在しますが、多くの場合ベンゾジアゼピン系抗不安薬になります。

セロトニン1A部分作動薬は副作用がすくない反面、効果が出にくいため患者さんから「飲んでも変わりないから違うのが欲しい」と言われることが多いです。結果、効力があり種類が豊富なベンゾジアゼピン系抗不安薬が主流になっているんですね。おそらくあなたの抗不安薬もベンゾジアゼピン系抗不安薬です。

ただ、抗不安薬には以下のような副作用があります。

  • 筋弛緩作用(力が入りにくい状態になる、ふらつきなど)
  • 催眠作用(寝む気やボーっとする感じ、物忘れなど)

この副作用と効力を考えながら処方されるのが抗不安薬です。ですから、「不安は全て薬でおさえるもの」と考えていると大変な思いをすることになります。

なにより薬がないと不安が抑えられないとなると、どんどん不安が大きくなっていってしまいます。そのため、強い抗不安薬を常時飲まなければいけなくなってしまうんです。そうなると、副作用と戦う必要性もでてきます。

不安とはツラい症状です。ですが、自分でコントロールしていけるように進む必要があります。理由は副作用があるからです。

抗精神病薬

次いで、紹介するのは抗精神病薬です。これは、統合失調症の治療に多く使われていた薬です。ですが、うつ病治療にも使われることがあるんですね。

色々な種類があり、苦しんでいる症状によって使われる薬の種類が違います。私の場合は、スルピリド(ドグマチール)と呼ばれる薬を服薬していました。

これは、元が胃薬だったものなんです。ちょっと面白いですよね。

睡眠薬

そして、睡眠薬のご紹介をしましょう。これは、ご存知のとおり睡眠を助ける薬です。

ただ、種類によって効果が出始める時間や効き続ける時間が異なるんですね。症状別にまとめると以下のような形になります。

即効性 作用時間 症状
超短時間型 2~4時間 入眠障害に使用することが多い
短時間型 6~10時間 中途覚醒に使用することが多い
中時間型 12~24時間 中途覚醒に使用することがある
睡眠をとれない人に処方する
長時間型 × 24時間以上効く 睡眠が必須で強制的に
睡眠をとる時に使うことがある

通院により治療している人は

  • 超短時間型
  • 短時間型

の処方となります。入院治療するときは中時間型や長時間型を処方されることもありますね。

このように症状によって睡眠薬も使い分けられます。

必ず副作用がある

上記で説明した薬剤をつかって、うつ病と戦うわけです。ただ、読んでわかったように薬には副作用が必ずあります。これはうつ病治療に使う薬だからではないです。薬というのは全てにおいて副作用があるんです。

市販薬は効力がさほど強くないので副作用が小さいです。だから、飲んだからと言って不快な症状はでません。ただ、病院で処方される薬は強いものが多く副作用が出る可能性があります。

それは風邪薬だろうが鼻炎の薬だろうがすべてです。昨今は、抗うつ薬をはじめとした精神病治療薬に対する副作用だけが問題視されますが、薬全般的に副作用があります。それは知っておいた方がいいですね。

症状によって使い分ける

副作用があるからこそ、薬の処方には資格が必要になります。そして、的確な判断が必要になるのです。

患者の状態と薬の副作用、期待できる効力を総合的に考えて処方箋を作ります。ですから、問診の時には正確に症状を伝える必要があります。

ですので、同じ症状でも違う処方箋をもらうことなんかもよくあります。これはケースごとにしっかりと判断しているからです。周りの人と自分が違うからと必要以上に不安にならないでくださいね。

古い情報による先入観

また、古い情報による先入観により薬を異常に嫌う人もいます。そういう人は新しい情報をしっかりと知るようにしましょう。

確かに、精神病に使う昔の薬は問題が大きいものもありました。しかし、今では、それらの薬は禁止されています。だから、処方されることはありません。

ツラい症状を抑えつつ、適切な心理療法を受けながら、自分に変化を起こしていくことは重要です。薬なしで心理療法を受けられる状態なら問題ありませんが、そんな状態である人は滅多にいません。

ツラすぎて何もできないときは、薬物療法と睡眠しか回復する手立てがないのが現状です。ですから、必要以上に怖がらず薬を活用してくださいね。

体調を良くしてくれそうなレモンミントの画像

安全性の取り組みは進んでいる

何度も言いますが、うつ病をはじめ精神疾患に使用される薬への安全対策はかなり進んでおります。問題となる症状が出るものは使われなくなっていますからね。

メンタルヘルス疾患の治療は国際的なガイドラインもできています。それは常に新しい情報に書き変えられているのが現状です。もちろん、日本でも適切な治療が普及するようにガイドラインや啓発が行われています。

ですから、必要以上に怖がらないようにしてくださいね。

信頼関係がないとなりたたない

薬物療法は医師との信頼関係がないと成り立たない治療法です。精神疾患は主に患者さんの問診により診断を下すことになります。

それなのに医師を信頼せずに疑い、さらに、本当のことを申告しないようになれば正しい判断はできなくなります。そうなってしまえば、不利益を被るのは患者の方だけです。

だから、医師との信頼関係は積極的に築いてください。

疑うくらいなら質問しよう

信頼関係を維持したり、構築したりするには「質問」することが大事です。

疑うくらい色々な思いがあるなら、思い切って全部質問してみましょう。一回の診察の時に2、3個の質問くらいは返答してくれます。ただ、いきなり50問くらい質問したら全部返答してくれることはないので注意してくださいね。

時間がなくて返答することができないこともあるでしょう。そういうときは時間をおいてから同じ質問をしてください。ちゃんとした医師なら説明してくれますからね。

そうやって、信頼関係を結んでいってくださいね。

まとめ:正しい服薬で苦しい症状を緩和しよ

薬は万能ではありません。いい面と悪い面が一緒にあるのが普通です。これはうつ病治療に使う薬だからではなく、全ての薬でいえることなんですね。

だから、両方の面をしっかり知るようにしましょう。そして、わからないことは自分で調べたり質問したりしてください。そうやって不安を消していき、治療に専念してほしいです。

正しい服薬をすることによって、ツラい症状はかるくなります。そうすれば、症状が改善するように動きだせるようになるでしょう。それを続けることにより、うつ病を克服していくことができるようになりますよ。

だから、薬を自分のために利用してやる!!って気概を持って薬物療法を行ってくださいね。

 

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著者:モン介

雪の降る地域に住む、のほほんマイペース男子。 寝ることが好きで布団が親友、でも、気持ちい日差しも親友です。 うつ病に苦しみながらも、様々な人の力を借りて何とか克服。 現在は楽しく毎日を過ごしています。そんな経験が同じような苦しみを持つ人の力になれるよう活動します。

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