うつ病において卒業する仕方は人それぞれ違う。これを知れば卒業は近くなる

sizuku

うつ病をわずらい、たくさん苦しい思いをしてきたあなた。ゴールがみえず、ずっと暗闇の中を歩いている状態だと思います。でも、そんなうつ病からは多くの人が卒業していっています。

ただ、卒業の仕方は人それぞれ違うんです。同じような卒業の仕方ならわかりやすいんですけど全然違います。今回はそんな卒業の仕方についてのお話しです。

うつ病からの卒業の仕方ってどんなイメージですか?

うつ病を卒業しましょう。と、もし誰かにいわれたらあなたはどんなイメージを抱くでしょうか?質問されたことも考えたこともないとおもいます。何より、いまは今後の心配と不安で一杯でしょうから、そんなことを考えたこともないのが普通です。

でも、もし「卒業したとしたらどんな感じだと思います?」と言われたらどんなイメージが浮かびますか?ちょっと考えてみてイメージが出てから次の文章を読んでくださいね。

 

誰もが抱くうつ病からの卒業の仕方はコレ

実はこの質問をするとみんな同じ答えを返してきます。たぶん、あなたのイメージも同じものでしょう。それは「病気になる前の元気な状態に戻ること」というイメージです。

合っていますか?たぶん、そういうイメージをしたと思います。そして、これはうつ病をわずらった人全員が考えることです。病気になる前のように実直にしごとに邁進したいとか、誰よりも明るく誰よりも頑張るとか、病気になる前に「戻る」というイメージをもつものです。

うつ病からの卒業は原因の種類でことなってくる

でも、実際の卒業というのはハッキリいって違います。「戻る」のではなく「再出発する」というイメージが大事なのです。

私は治療期間が長かったためさまざまなうつ病関係の人と出会いました。そして、その人たちがそれぞれ違う卒業の仕方をしていくのを目のあたりにしてきたのですが、共通していえることは「元に戻った」人は一人もいませんでした。

勘違いしないでください。ゲンキの度合いで言えば「元に戻っています」。すごくやる気が出ている人もいますからね。能力的にも以前より高くなった人もいます。ただし、誰一人前の自分のように自分自身を痛めつけてでも先に進もうとする人はいなかったのです。

うつ病になる人は自分を痛めつけながら頑張る過労タイプがかなり多いです。そういう人はまた元に戻って自分自身を痛みつけてでも成果をあげようとするとすぐうつ病を再発し卒業できません。

ですから、頑張るとしても自分を痛みつけない方法で頑張るようになるのです。そう、過労タイプはほどほどを学ぶ必要があります。

そして、次に多いのが神経衰弱タイプ。神経衰弱タイプは自分自身に自信がなくてなにをするにも恐怖を抱いているような人です。自分が間違っていなくても周りに違うといわれると、そうなのかもしれないと思って右往左往するので業務が前に進まなかったり、全然関係ない責任を押し付けられたりする人たちです。

自分が悪くないのに自分が悪いとおもいこんでいるため、神経だどんどんすり減って衰弱していきます。このタイプは、ハッキリいって元に戻ると絶対に再発します。ですから、自分に自信をつけたり、すこし攻撃的な面を鍛えたりする必要があるのです。

自分が間違っていないことや無実のことは大きな声で反論できるようになるのが理想。それが無理でも他の力をうまく使って自分は悪くないと主張できるスキルが必要です。最低限でも、自分の中だけでは自分の味方になるようになる心構えが必要です。

この神経衰弱タイプは、自分に自信をもって自分の主張をできることで卒業することができると考えていいでしょう。

そのほかには、内臓疾患によってうつ症状をていしていたり、ホルモンバランスの乱れからうつ症状になる人たちなどがいます。内臓疾患の人はまず内臓疾患を治さなければうつ症状は治まりません。もし、内臓疾患をなおすことができず、今後付き合っていかなければいけないのであればうつ病を仲良くする方法を習得することが卒業の仕方となります。

ホルモンバランスが乱れる人は乱れた原因を追究することが必要です。加齢が問題だった場合、治療のできない内臓疾患と同様に今後つきあっていく方法を見つける必要がありますし。バランスが崩れる習慣を辞めることが卒業の仕方になるかもしれません。

このように、うつ病の卒業は原因によって異なってきます。そして、その原因は複数のものが絡み合っているのが普通です。ですから同じ卒業の仕方はないのです。

うつ病を卒業してもつらいときはやってくる

そして、だれもが勘違いしがちなのは卒業してしまえばもううつ病とは関係がなくなりツラい時はやってこないと思っているということ。脅すつもりはありませんが、私たちのように一度うつ病になったことがある人は、再発する可能性はずっと残ります。

再発率に関してはイロイロな文献がありますが、一度も再発をしたことがない人はかなり少ないというのが現実です。だれもが予防をしていても再発を経験し、さらなる予防策を立てるのがほとんど。ただ、再発したからといって休職や休学しなければいかない状況に追い込まれることは少ないです。

ギリギリ業務をつづけれたり、休む必要はなくても業務内容の調整が必要だったりする状況になります。これが現実です。忘れないでください。5人に1人がうつ病になる確率があるのです。あなたが再発してもおかしくはないのです。

ですから、卒業できた!!とおもっても、うつ病を忘れないでください。

うつ病の卒業の仕方はあなたで選べることは少ない

さらに、うつ病の卒業の仕方はあなたで選べるものではありません。みんなが思うことですが自分の求める卒業方法を選べることはまずないのです。

多少無理がきく状態で、今後も仕事を頑張りたいと思っても今後6割くらいの達成度で仕事をしてくださいとか、睡眠が確保できる業務に配置転換して規則正しく過ごしてくださいとかいう卒業方法になることは必ずあります。

うつ病を再発するくらいなら夢を諦めなさいといわれることもあります。あなたの症状とうつ病になった原因を考慮し、再発しない方法を選ぶのが卒業であり、それは望むものばかりではないのです。

うつ病からの卒業で共通すること

このようにうつ病からの卒業の仕方は人それぞれ違います。とくに、うつ病になった原因によって全然変わります。そして、原因も複数要因が絡まっているため全て同じ卒業の仕方ではありません。ただ、抽象的に考えると共通部分があるので覚えておくと役に立つと思います。

うつ病にならないよう自分を気遣い・メンテナンスできる

それは自分自身を知り、適正な状態を保つための気遣い・メンテナンス方法を習得するということ。方法は人それぞれですけどね。でも、目的は自分が苦しくならないようにメンテナンスし、痛めつけないような気遣い方法を選ぶということが共通しています。

あなたは世界で一人だけの人間です。ですから、あなたのメンテナンス方法はただ一つの方法になるのです。でも、目的はみんな一緒です。手段はイロイロありますけど目的は一緒ですね。

うつ病を受け入れて拒否しすぎない

うつ病を卒業するにはうつ病を自分の一部として受け入れる必要があります。こんなのは自分ではないと思いたい気持ちがあるのはわかりますが、うつ病になったあなたも含めてあなたなのです。

ですから、卒業するにはそんな自分を認める必要があります。拒絶していては前に進めないのです。もちろん再発しないようにうつ病とは一定の距離を保つ必要がありますが、あんなものは自分ではないと思っていると再発はかならずします。

弱い部分も強い部分もあなた自身であることをみとめることが重要です。

まとめ:うつ病の卒業の仕方は人それぞれ。自分だけの方法を見つけ新しい一歩を大切に

うつ病の卒業の仕方を考えると最初はみんな同じ答えにいきつきます。でも、その答えである「元に戻る」というのは落とし穴があることをしっかり理解しておいてください。

元気になる必要はありますが、過去の自分のように自分を大切にしない頑張り方は続けてはいけません。自分をいたわり、メンテナンスする方法を見つけてください。方法は人それぞれです。でも、目的は一緒なんですよね。

そして、なによりうつ病の自分自身をうけいれてください。それが卒業へむけた最初の一歩となります。そこから、再発予防を考えてみてください。拒絶した再発予防と受け入れた再発予防は全然違います。

うつ病になったこともあなたの人生では必要なことだったのだと思います。そこから学びまた羽ばたけるように自分自身の卒業方法を見つけましょう。

 

 

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著者:モン介

雪の降る地域に住む、のほほんマイペース男子。 寝ることが好きで布団が親友、でも、気持ちい日差しも親友です。 うつ病に苦しみながらも、様々な人の力を借りて何とか克服。 現在は楽しく毎日を過ごしています。そんな経験が同じような苦しみを持つ人の力になれるよう活動します。

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