2016/06/25

うつ病患者の朝と健常者の朝の違いはこういう感じなんです!

大好きな彼氏に抱き着いている夢を見ている幸せなかわいい女の子

うつ病の症状の一つである「朝がつらい」というものは結構誤解を受けやすいものですよね。なぜなら、健常者もみんな朝はツラいからです。

うつを患ったことがある人なら一度は言われたことがあるでしょう。「朝がツラいのはみんな同じだよ」という言葉。これはツラい言葉ですよね。反論する余地がないんですもん。

でも、実はこんなに違うものなんですよ!って話を今日はしようと思います。

健常者の朝ってこんな感じ

活発な人や元気な人、休養が十分な人の朝はあまり比較しても単純に「ウツ病者の方がツラいね」という結論になってしまいます。なので今回は健常者の中でも調子の悪い、もしくは繁忙期で疲弊している人をモデルとします。

寝起きは最悪でボーっとする

昨日までの疲れが抜け切れず、だるい体を起こす朝。布団から出たくないくらい眠気が残る中、出社時間が迫ってくるため無理やり起床。酷い時は頭痛がするけど基本ボーっとしている状態。

人によってはスヌーズ機能を何度も使用し、少しでもギリギリまで布団にくるまっている人もいるでしょう。それくらい布団から出る・起きることはツラいことですよね。

身支度してる最中に仕事のことを考えると憂鬱

気合を入れて布団から出ても倦怠感を感じます。そのまま目を覚ますため洗面所へ。冷たい水で顔を洗います。何度も何度も洗っても、元気になるわけではありません。でも、開かなかった目は開けられるようになっていますよね。

寝癖を直し、着替えをして朝ご飯を準備する。「あぁ今日はダルイから野菜ジュースだけでいいや」なんていって料理せずにドリンクだけで済ます人もいるでしょう。「食欲なんてないや」って言って食べないかもしれません。

そうこうしている中、今日は憂鬱な会議があることを思い出します。「ウゲ、、、今日は本部長に怒鳴られる日だ、、、、」そんな最悪なイベントを思い出し憂鬱な感情を引きずりながら会社へ出社する準備はととのいます。

出社し同僚と雑談しながら仕事の準備

通勤はストレスを感じるものの、どうにかやり過ごし会社に到着。ニコニコ元気な同期やしんどそうな先輩、無表情な後輩と顔を合わせ他愛もない話をするでしょう。

自分のデスクについたころには「さて、くそったれな会議までに処理し解かなきゃいけないものを洗い出そう」と多少の前向きさを発揮し仕事の段取りをすすめます。

もしかしたら、前向きにとらえられずも「とりあえず目の前の仕事からかたずけよう」とエンジンがあまりかからない状態かもしれません。ですが、どちらにしろ仕事に取り掛かります。

ツラさは残るものの忙しさから午前はあっという間に過ぎる

仕事を進めていくうちに集中し始めて一つずつ業務をかたずけていくことでしょう。あっという間に時間が過ぎてお昼になります。「ヤベ、いまご飯食わないと会議終わるまで何もたべれねぇや」なんて言いながら、慌てて昼食をとりに行きます。

どうでしょうか?こんな感じでないですか?

繁忙期で疲れていても、朝がツラくてもデスクで仕事を処理していくうちに集中力があがりあっという間に昼になる。まだまだ片付いていない仕事が山ほどあるため悩んでいる暇はあまりありません。

このまま仕事漬けの毎日をすごせば、健常者もどんどん鬱に近寄っていくことになりますが、繁忙期をすぎれば多少余裕もうまれるので休むことができるでしょう。

枕がペットボトルで、かつ、寝袋で寝ているため疲れが全然抜けていない鬱病なりかけのビジネスマン

うつ病者の朝ってこんな感じ

さて、では次にうつ病者の朝を見てみましょう。うつ症状が酷い時は起きることもままならないため、比較になりません。ですので今回は、ある程度回復し復職し始めの人を対象に考えてみましょう。

朝起きると気分は最悪でボーとする

朝目覚めると倦怠感がカラダをおおい、なかなか起きることができない。頭も靄がかかっているような感じでボーっとする。時に頭痛がすることもあるんだよね。

誰かにカラダを起こしてほしい欲求に悶えながら、何とかカラダを起こし布団から出るよう試みる。でも、それがやけにつらい。この瞬間は本当にイヤ。

身支度をするのがツラくて何も考えられない

重い体を引きずって洗面所で顔を洗うもののなかなか目は覚めない。でも、目はあけられるようになったかな。でも、カラダがだるくて何かを考えることはあまりできない。

「とりあえず服を着替えて、、、ご飯支度は諦めよう。どうせ食欲もないし、、、というか朝ご飯食べると動けなくなるし、、、」と倦怠感に負け朝の準備は必要最低限。カラダがだるくて頭がまわりません。

ちょっと話はずれますが、ここで朝ご飯をとると出社できなくなることが意外と多いです。そんなときは外で朝ご飯を食べることをお勧めします。

なぜ朝ご飯を外で食べた方がいいかはこちらの記事をどうぞ!!

出社するも不安と倦怠感でまわりと会話できず

会社につく頃には多少思考力が出てきますが、考えることは漠然とした不安感。特に嫌なことがあるとわかっているわけではないのに不安な気持ちが消えません。そうなってくると、些細なことがすべて不安に感じてきてそればっかり考えてしまいます。

会社にいって体調が悪くなったらどうしよう、、、、倦怠感が酷くなって動けなくなったら家にどうやって変えればいいんだろう、、、周りの人に質問したときに答えられなくてプチパニックになったらどうしよう、、、、など、他愛もないものから深刻なことまでイロイロな不安を考えます。

そんなことで頭がいっぱいですから周りの人ともうまく会話もできずデスクに到着。不安と倦怠感で仕事の準備が進めれずワタワタしだす毎日です。

ツラさが解消せず、不安と戦いながら午前を過ごす

復職期間ということもあり、ワタワタしていると上司が仕事の整理をしてくれます。「まずは何も気にせず、これだけを進めてね」といわれ、その業務を勧めようとするものの不安感が邪魔をして集中できません。

そんな漠然とした不安から小さな不安、大きな不安と戦いながらあくせく業務にとりかかっても全然進まない。周りからみたらただ単にボーっとしているように見えても頭の中では膨大な不安の処理に追われています。

そして、業務が進まないことでさらなる不安が生まれるのです。「こんな簡単な業務も進めれないなんてクビになってしまう、、、」、「あいつは無能になったんだなという烙印を押されてしまう」、「早く処理しなくては、、、」と不安が増えては焦りを増大させ空回り。

そのうち倦怠感が酷くなり、頭はボーっとしていきます。ここから午後は疲労によって倦怠感がドンドン増すため、その戦いとなります。うつ病患者は夕方に向けてちょっとずつ体調が良くなると言われていますが、それは休養中の話です。疲労がかさむ午前中や午後を過ごすと夕方も調子はどんどん悪くなります。これはちょっと意外ですよね。

違いは倦怠感の継続時間と集中力

どうでしょうか?意外なことに朝のスタートは同じなんですね。ただ、その後の経過が違います。ツラいながらも行動を続けていけば頭がはたらくようになり、集中力を発揮できるのが健常者。うつ病者は不安感と倦怠感との戦いになり集中力は発揮できません。

そうなんです。倦怠感がほぼ消えないんです。健常者も疲労を抱えているためツラい状態ではあるのですが集中力を発揮できるため、時間はあっという間に過ぎ去ります。

ですが、うつ病患者はずっと不安感と戦い倦怠感を強めていくため倦怠感を忘れる時間はほぼありません。そうすることで精神的な疲弊がすすみ、さらなる倦怠感を増加させることになります。

ピーク時の倦怠感が同じだから誤解を生む

このように健常者もツラい症状を呈することがあるため、「うつ病は怠け、俺たちだって朝はツラいんだ」という主張が生まれるんです。まぁそうですよね。ツラさのピークである寝起きの時は同じような感じですから。

ですが、そのつらさが継続、もしくは悪化しながら進むのがうつ病患者なのですね。これがツラさの本当の部分。

健常者は行動を起こす分、エンジンがかかってくるので活発になりますが、うつ病患者にそれはあまり期待できません。

倦怠感と筋肉痛など体の不調で立つこともできないため這って会社にいくサラリーマン

俺だってツラいという人は「うつ病予備軍」

納得していただけたでしょうか?実は、この件を納得してくれなかった人は危ない状態かもしれません。なぜなら、あなたも一歩間違えばうつ病になりえる「うつ病予備軍」だからです。

その状態がドンドン悪化していけば、いつか糸がきれて「うつ」に転落する可能性が高い。今のうちに仕事の抱え込みはやめて余力を作ってください。少し手を抜くことを覚えるだけでいいはずです。ちょっとした工夫で仕事の負荷は下がる可能性があります。

また、2:8の法則(パレートの法則)というのをご存知ですか?簡単に説明すれば「グループの中で2割の人間が8割の成果をあげているという法則」です。いま、あなたは2割に人間かもしれません。でも安心してください。2割の人間がいなくなると新たな2割がうまれるのがこの法則の面白いところ。

ですから、あなたは一旦休養をとるように心がけてください。大丈夫です。会社はそれでもうまく回りますから。あなたが余裕を持ったくらいでつぶれる会社は、あなたが頑張ってもつぶれる会社です。

まとめ:MAXのツラさは一緒でも継続時間がちがう

どうでしたでしょうか?健常者の皆さんもツラい毎日を過ごしているのは間違いありません。しかし、一日のうちでツラい度合いが高い状態が続かないのが健常者、続くのがうつ病患者です。

この継続度が毎日頑張れない理由になります。そして、調子が悪いから集中力も衰える。調子が悪いから不安も強まる。それを処理しきれないから次の日はもっと調子が悪くなる。そして、もっと集中力がさがり不安が強くなるという負のスパイラルに突入するのです。

この負のスパイラルをストップするのが治療の第一歩、第二歩目は正の循環をうむことです。

健常者から見れば怠けているように見えるうつ病者ですが、どうか猶予あるあつかいをしてあげてください。そうすれば正の循環に乗って少しずつ頑張れるようになりますから。

 

 

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著者:モン介

雪の降る地域に住む、のほほんマイペース男子。 寝ることが好きで布団が親友、でも、気持ちい日差しも親友です。 うつ病に苦しみながらも、様々な人の力を借りて何とか克服。 現在は楽しく毎日を過ごしています。そんな経験が同じような苦しみを持つ人の力になれるよう活動します。

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