治すつもりある!?って疑ってしまう、うつ病彼氏に対する処方箋

うつ病治療方針で意見が対立しているカップル

夫婦間でもカップル間でもよく問題となるのが、うつ病になったパートナーが「治療する気がない」ように見えるというトラブル。支援する側は我慢していることが多く、どうしていいか悩みつつ、徐々に怒りをため込むことのになっていることが多いです。

こうなっては建設的な関係は築くことができず行きつく先は破局です。ですが、パートナーに詰め寄っても納得できる答えはあまり返ってきません。そんなパートナーの心の声を代弁するとともに、どういう風に対処していいかを今回ご紹介しようと思います。

今回は結婚前のカップルを前提とし、うつ病彼氏が治療に積極的でないという場合に焦点を当てて話を勧めます。他のバージョンを知りたい場合は、コメント欄か無料相談にて「こういうバージョンの記事を読みたい」とリクエストください。都合を付けることができれば執筆します。

彼に対する処方箋

さて、では早速結論から申します。あなたに贈る処方箋は

  • 距離をおく
  • 彼の全てを背負わない
  • 離れることも考える

です。詳しく説明していきましょう。

距離をおく

まずはこれ。距離をおくです。相手に対して疑いの目が強くなっているということは相手に近づきすぎている状態です。「自分だったらそんなことはしない」という考えが根底にあるため、彼の行動を信じられなくなるわけですね。

しかも、別々に暮らしている場合は相手のことがわかりませんから。一度、疑惑を持ってしまうとなかなか消えません。そんなときは一旦、「心」の距離を起きましょう。健康な精神は「相手もOK、自分もOK」というものです。ですから、相手もOKとするんです。

ただ、これって中々できません。そういう時は物理的に距離を起きましょう。例えば

  • 連絡する回数を減らす
  • 会う回数を減らす

というのがいいです。そして

  • 一人になれる時間を楽しむ
  • 友人と時間を大事にする

ようにしましょう。そうすると自然と彼との距離は遠のきます。

もし、同棲している場合は、

  • 意図的に一人の時間を作くる
  • 外出することを増やす

のがいいですね。彼のことを心配したり、彼から批判されるのが怖くて家にずっといる方もいます。ですが、健康な人でもずっと家にいると体調が悪くなります。ですから、外出しましょうね。

彼のことが大事で離れなれない!!って人は特に注意です。なぜなら、あなたの生活自体が彼中心になっています。そのため、

  • 彼に依存している
  • 彼以外の関係をおろそかにしている

可能性が高いです。こうなると些細なことで喧嘩になるため彼との関係の維持は難しいです。

関係が長く続く人ほど、他の関係も大事にしておりますし、彼を何よりも一番にしていません。なぜかというと

  • 彼と喧嘩したときに逃げ道をつくれる
  • 彼を理解できない時に第三者の意見を聞ける
  • 悩みを相談できる人が多く解決しやすい
  • 彼との関係に序列・優劣ができることを防いでいる

というメリットを得るためなんですね。どうしても閉鎖的で小さいグループになるほど些細なことがトラブルの原因になります。ですから、意図的に視野を広げている訳です。

だから、あなたも少しだけでいいので視野を広げ、自分の世界を広げてみましょうね。

<補足>
人の精神は以下の4つに分かれます。

  1. 自分もOK、相手もOK
  2. 自分はOK、相手はNG
  3. 自分はNG、相手はOK
  4. 自分もNG、相手もNG

そして、心を病むのは3、4のときですね。また、相手を病ませてしまう可能性があるのは2です。相手を否定し自尊心を低下させていきますので。今回の状態は2に近い状態です。ですから、距離を保ち相手が必要以上に悪化しないようにするのが大事です。

彼の全てを背負わない

そして、注意してほしいのが彼の全てを背負おうとしている部分です。大事な彼のためと思えば思うほど責任感が強くなります。彼の将来を心配すればするほど厳しくなるのです。それは、とってもいいことです。

ですが、その反面、想いが正しい方向を向かなければ愛情が強いほど感情が裏返っていきます。そして、そのエネルギーが相手に対する疑念や怒りになりやすい。

そのため、この想いが強すぎて、かつ、方向を間違うと彼を攻撃するようになってしまいます。「なぜ一生懸命にやらんのだ!!」となるわけです。相手側にも考えがあります。ですから、頭ごなしに説教すると関係は壊れますし彼の体調も不安定になるので逆効果です。

さらに、相手が支配的になればなるほど、

  • 受け手側は委縮する
  • 精神的に不安定になる
  • 精神的に未熟になる
  • 決断できなくなる

という傾向に傾いていきます。

よく教育心理学でも言われるのですが「威圧に対しては攻撃か委縮になる」と覚えておいてください。うつ病患者は怒り続けることが難しいので委縮します。それにより、踏ん張ることもできなく、頑張ることができなくなるんです。これでは、彼のために怒れば怒るほど彼氏もあなたも消耗し良い結果を生みません。

ですから、彼のことを一生懸命に背負うのはやめましょう。

彼は彼、私は私。とちょっと冷たいかなと思うくらいの責任感でいてください。彼の調子が悪くなっても、あなたのせいではないのです。

自分の人生は他人に歩んでもらうことはできません。また、人生の決断もしかりです。だた、言葉でそれを伝えてはいけませんよ。全て自己責任だ!!なんて言ったら彼の調子は悪化します。

あなたの心の中で整理をつけましょうね。そうやって、重い責任感という荷物を降ろすようにしましょう。

離れることも考える

そして、「離れる」というのも重要になってきます。これは距離をおくを強くしたものです。簡単に言えば

  • 冷却期間として1~数か月会わない
  • 別れる

といった行動ですね。あなたの怒りが限度を超えてしまっている時は、こうした方がいいです。たとえば

  • 一緒にいると怒りを抑えられずに彼にぶつけてしまう(継続的に長い期間)
  • 彼の将来が心配すぎて自分のことが何もできなくなっている
  • 自分の体調が悪くなり生活リズムが壊れてきている

といった場合は、離れることが大事です。

よく議論される「うつ病の彼をおいてなんて冷酷な!!」っていう人いますけど、そういう人はこういう辛い経験したことがないんですよね。それほど自分を追い込んでから批判してもらいたいものですが、そう人はいなくなりませんから、無視してください。

僕は、何度も言っていますけど支援する人に一番大事にして欲しいのは自分自信だと思っています。うつ病患者とのかかわり方のルールにも述べていますが、なにより大事なのはあなたの身体です。それを忘れて献身的にフォローし、身体を酷使すると、あなた自身がうつ病になります。それはね、木乃伊(ミイラ)取りが木乃伊(ミイラ)になるのと一緒ですからね。

極端に考えすぎないことも重要

3つの処方箋をご紹介しましたが、いかがでしょうか??「ダメだ、、、私、怒ってばっかりだ」って思ったあなた。まずは落ち着きましょう。

なぜなら、怒ってしまうのはよくやってしまうことだからです。それだけ、大事な人との関係に真面目に付き合っている証拠なんですよね。だから、まず彼が大事だったんだという気持ちを忘れないでおいてください。

うつ病患者に対してNGといわれる

  • 説教
  • 怒る
  • 責める
  • 命令する

をやってしまっていたとしても自分を責めないことが重要です。だって、これを守り続けるのは難しいですからね。

それから、今後の方針を決めましょう。例えば

  • 怒らないように注意する
  • 怒りそうになったら、手紙やメール書いて一晩寝かしてから伝えるか考える
  • 怒りそうになったら自分のことに集中し、したいことをやる

などですね。そして、たまに怒ってしまってもいいと思いましょう。完璧に対処するのは不可能です。

「また怒ってしまった、、、自分最悪だ」と思っても何もいいことがありません。あなたの調子が悪くなってしまうだけ。ですから、ために説教してしまってもいいです。相手を大事に思う心があれば、それは彼に届いていると思いますよ。

ただ、やりすぎないように注意しましょうね。できる限り

  • 距離を置く
  • 彼のすべてを背負わない
  • 離れることを考える

で対処するようにしてくださいね。

彼のおかしな行動

さて、処方箋を提示しましたが、彼がなんでそうなってしまうのかも説明していきましょう。そのために、まず彼がやってしまう「おかしな行動」を以下にまとめます。

  • 薬を正しく飲まない
  • 遊びに行く
  • 深夜までゲーム
  • 酒をのむ
  • 復職せずに転職を目指そうとする
  • 病院に行きたがらない
  • 都合の悪い時だけ症状が悪化する

状況説明と対策を紹介していきますね。

薬を正しく飲まない

経験したことがない人は信じれないかもしれませんが、薬を正しく飲まない人は結構います。理由は

  • 忘れていた
  • 飲んだのか飲んでいないのか、わからなくなった
  • 体調が悪すぎて飲めていない
  • 薬に対する懐疑心で飲まなくなった
  • 通院できなくなり処方薬がなくなった

です。

一番多いのが「飲んだのか飲んでいないのか、わからなくなった」でしょう。私もやらかして体調が悪くなったことがあります。ピルケースや薬入れを買ってきて管理したり、メモ紙を作ったりして対処したんですが、どうしても飲めていない時があります。

どうしてこうなるか?それは、体調が良くない上に生活リズムが崩れているからです。こうなると規則正しく三食食べれません。結果、正しく服薬できなくなるんです。

経験者として彼の主張は分かりますが、間違った服薬は治療の妨げになります。僕もそうでしたしね。

ですので、彼への対処策は「協力するから正しく服薬しようね」と伝えることです。

ちゃんと服薬できるように援助してあげるのです。方法は

  • 同棲している場合
    •  ご飯を作り、薬も一緒に出しておく
    • 薬の時間に目覚ましをセットしておいてあげる
  • 別々に暮らしている場合
    •  服薬時間、もしくは、一日の終わりに電話で確認する
    • メールで服薬しているか確認

というのがいいでしょう。これをやってあげようとした時に、彼から「嫌だ」とか「やめて」といいだしたら、ほっておきましょう。説教して「自分じゃできないでしょ!!」っていっても彼は納得しません。それはもうね、自己責任です。失敗するまで痛い目を見させた方がいいです。そしたら、わかりますから。

そして、大喧嘩になるのが「処方薬がない」場合。なくなる前に通院できそうだったケースはもう修羅場ですよね。「いやいや、薬なくなる前に病院いけたじゃん!!治す気あんの!?」ってなるわけです。あなたの気持ちわかります。とっても。

ただ、彼の気持ちを代弁するならば、調子が悪くて行けなかったと思っています。ただ、はたから見ると元気そうに見えるもの。これが、うつ病の怖いところです。

この場合もルールを設けましょう。例えば

  • なくならないように普段から多めに処方してもらう
  • 薬がなくなる前にもらえにいけない時は、相談する

といったものが良いですね。一回目は約束を破ったときは許してあげてください。2回目は冷静に怒りましょう。そして、距離を置いてください。

2回以上、約束を破る場合は自分でどうにかしなければという危機感と意思が彼には必要です。だから、あなたが力になりたければ距離を置いてください。うつ病になって意欲の低下があったとしても「自分で治すという意思がない」人は絶対に良くなりません。。

遊びに行く

うつ病なのかどうか信じられなくなる行動が「遊びに行く」という行為です。たまにフラッと遊びに行っちゃうんですよね。しかも、遊んだ次の日は大体調子が悪くなる。だからこそ、あなたも腹立たしいのでしょう。

彼としては

  • 元気があって、動けそうだから外の空気を吸おうと思った
  • 気分転換をしたかった
  • 動くことも必要だと思った

と考えています。簡単に言えば「良くなるための行動」なんですよね。

ただ、あなたと彼の意見は違いますよね。やるならもっと違うことしたら??って思っているからこそ、あなたは頭にきている。

ですので、これはしっかりと話し合いましょう。なぜなら、お互いが治療に必要と思うものを共有しておかない相手の信用を失ってしまうからです。

僕個人としては、

  • OKな遊び
    •  散歩
    • 買い物(日用品や洋服など、そこまで高額でないもの)
    • お茶会
    • 勉強会
    • カフェ巡り
  • NGな遊び
    •  長距離の旅行
    • 過激なスポーツ
    • ギャンブル(競馬、パチンコ、競艇など)
    • 呑み会(大量の飲酒)
    • 高額な娯楽

と思っています。

NGの遊びは反動で体調不良になるのが目に見えていますし、ギャンブルならお金がなくなりますから問題だらけですからね。

負の遊びをしたいがために「俺は自由に遊べないのか!?」って感じで怒りだしたら、自己責任ですと突き放してほっておきましょう。そして、今後の関係も考えた方がいいです。

そういう彼は、うつ病であろうとなかろうと、いざ苦境になった時に自分の娯楽を優先するダメな奴です。追い込まれたときに人の本性は見えますから。彼の底を見る手段として活用するのが良いでしょう。

深夜までゲーム

うつ病患者の中で深夜までゲームをしてしまう人は少なくありません。理由は睡眠障害です。

睡眠障害を患っていると、寝ることができません。そうなると布団の中にいるのがどんどんツラくなるのです。よって、起きて違うことをしてしまう。初期のころは何度も布団には戻って寝ようとしていたのでしょうが、結局寝れない。だから、ゲームをやるようになり、次の日の午前中いっぱい寝ていて、午後からもだるそうにしているんです。

健常者からしてみると、夜更かししているのが原因に見えるのですが、残念ながら睡眠障害が元凶です。また、日頃の体調不良でストレスMAXですから、ついついやりすぎてしまうんです。

あなたができる対処策は

  • 睡眠障害のことを一緒に勉強する
  • 睡眠改善できるような行動を一緒にする
  • ゲームはやってもいいけど時間を決めてほしいとお願いする

などでしょう。意外と正しい睡眠障害の知識を持っている人は少ないです。ですので、彼と一緒に勉強するのが良いですね。

そして、日中に一緒に運動したり、食事を変えたりして楽しむことで関係を深めながら、夜のゲームを減らしていくことができるでしょう。

酒をのむ

うつ病治療で一番の問題なのが酒を飲むことです。大丈夫だ、大丈夫だといいながらお酒を毎日飲んでいるうつ病患者も少なくありません。

もちろん、薬物療法をしているのでNG行動なんですけど、お酒をのんでしまいます。飲んでしまう理由は「現実逃避」です。具体的にいえば

  • 日々のツラい状態に耐えられず、酒の力で
    • 忘れる
    • 楽しみを生む(酔うとハイになり楽しくなる)
  • 酒の力で思考力を鈍らせ以下の感情から逃げたい
    • 不安
    • 恐怖
    • 絶望

といった形です。もう、自暴自棄に近いですね。

僕もツラくて絶望している時にお酒飲みました。だから、気持ちはよく分かる。

ですが、いいことないんですよね。その時楽しいんですけど、次の日は体調悪くなるし、感情コントロールがきかなくなる。さらに、継続して飲酒するとお酒の量は増えていきますから。

心理学や栄養学、解剖生理学を学んでからは、酒と薬を合わせることの恐ろしさを知ったのでお酒からは離れました。だから、お酒は飲まないでほしい。我慢するのは大変だって知っているんですけどね、、、お酒飲んで体調崩したら、自己責任ですからね(><)

ということで、あなたができる対処策は

  • お酒と薬のついて学ぶ
  • お酒をのんだ後にどうなるかを一緒に検討する
  • 一緒に断酒する
  • 禁酒の互助会に一緒に参加する

といった形になります。

彼が我慢しているのに、あなただけ酒を楽しんでいたら関係を保てません。ちょっとツラいですが、一緒に断酒することで彼も意思を高めてくれると思いますよ。どうしてもお酒をやめれないのであれば、彼の前では飲まないようにするだけでもOKですよ。

復職せずに転職を目指そうとする

彼女が一番不安になるのは「安易な転職」です。仕事をやめれば治るんだ!!って豪語する彼をしり目に「こんな状態で転職できるのかしら、、、」って不安を抱く。そう思うあなたの思考は正常です。

転職プランを聴いても、彼の口からは残念ながらプランしか出ません。まさに、絵に描いた餅。捕らぬ狸の皮算用なものばかり。もう唖然としてしまうでしょう。

こうなる原因は飲酒と一緒で「現実逃避」です。それだけ苦しいんですよね。彼も自分で絵に描いた餅だってわかっているんですよ。それでも、それにしがみつきたくなる。しかも、復職先には恐怖感しかありまえんから、そこから逃げていきたい強く思っています。

この場合の対処策は、「復職や社会復帰のことを一旦忘れ、うつ病治療に専念しよう」と彼に強く言うことです。あまりのツラさにうつ病治療をないがしろにしているケースが多いですから、まず治療!!ってことを彼に植え付けてあげてください。そして、どんなダメな転職プランでも

  • バカなの??
  • 世の中あまく考えている
  • 本当にそれが実現できると思っているの?

っていわないで上げてください。現実がツラすぎて、自分を保つために希望を勝手に作り上げているだけなんです。だから、「転職は元気になってから考えようね」って言ってあげましょう。

もし仮に勝手に実行しようとしたら、全力で止めましょう。うつ病治療のセオリーは「うつ病になった会社での復職」です。体調が悪く業務調整をしてくれない状態では転職は絶対に失敗します。

もし勝手にやるなら「勝手にやったら、もう一緒に入れない」と伝えて釘を刺しましょうね。

病院に行きたがらない

そして、困りやすいのは病院に生きたがらないというケース。このケースはさらに以下の2つのケースに分かれます。

  • 最初から行きたくないという場合
  • 途中から行きたくないといいだす場合

です。

最初から行きたくない場合は、薬物療法と精神病に対する偏見が強い場合ですね。ただ、症状がドンドン強くなっていくとあなたや家族だけでは支えられません。そういう時は「これ以上の支援は限界だから病院行って欲しい」と伝えるのが一番いいでしょう。嫌だというなら、強制的に病院に連れていきましょう。それを断固拒否するなら自己責任で放置するしかありません。泣き脅しでも、大事だよって思いを伝えてもかたくなに拒否するなら経過を観察しましょう。

また、途中から行きたくなくなるケースも珍しくありません。理由は

  • 主治医との意見の相違
  • 知人に心療内科について差別的なことを言われる
  • 状態が良くならないため受診の意義を見失っている
  • 偏った健康情報雑誌や書籍を読んで、嫌になった

などがあります。対処策としては

  • セカンドオピニオン
  • 周りの目を気にしないよう認知行動療法をする
  • 正しい知識を習得する

というのがいいですね。まずは、行きたくなくなった理由を探りましょう。それを知ってから、助言してあげることが重要です。ただ、治療は彼が自主的にやろうと思わないと意味をなしません。ですから、ひとりでどうにかするんだ!!って頑なに拒否する場合は、離れて見守りましょうね。良かれと思って何でもかんでもしてあげるのは依存を生むため逆効果です。自分の意思で何かをやろうとするまで待つのがいいですよ。

都合の悪い時だけ症状が悪化する

そして、一番誤解されやすいのが「都合が悪い時だけ症状が悪化する」です。これは、ウソではないし演技ではないので、ちょっと見方を変えていただきたいと思います。症状が悪化するのは

  1. 都合の悪いことが起こる
  2. ストレスレベルが上がる
  3. ストレス耐性がない状態でダメージを受ける
  4. 調子が悪くなる

っといった形になります。ですから、やりたくないから演技をして逃げているわけではありません。本当に調子が悪いです。

ただ、注意してほしいのは「症状が悪化したから何もしなくてOKではない」という部分です。病気だとしてもやらないといけないことはあります。そのために、ツラい症状でも行動を起こしたり、考えたりしなくてはいけません。

ですから、調子の悪さとどう向き合っているかを見てあげてください。

「俺は調子が悪いんだ。だから、お前が全部やってくれよ!!」っていう態度なら、彼は甘えていますし、勘違いしております。

逆に「調子が悪いけど、今できることを今できる範囲でやるんだ、、、」っていう態度なら、彼はうつ病と戦いながら頑張っています。それをしっかりと見てあげてください。

前者であれば、何も手助けする必要はありません。やってあげるほど依存が生まれ、彼はどんどんダメになります。後者なら、補助してあげてください。そうすることで前に進めることもありますから。

例えば、ギャンブルにいかないといったのに言ってしまった彼がいたとしましょう。もちろん約束を破ったので、あなたは怒ります。次の日、彼の体調が悪くなります。この時に、「お前のせいだからな」という奴とは即刻別れてください。助けてやる価値はゼロです。自分でどうにかせいやって捨て台詞を吐いて出てってやりましょう。

また、ネチネチと遠回しにお前が悪いとか、こうならなければ体調は良かったんだよなぁとか言っている場合も、関係を切っていただいていいでしょう。見込みがありません。

うつ病だからという理由を掲げ、なにかをもらい続けようとしている奴は、一生かかっても治りません。

逆に、多少寝込んだとしても、自分のできることをやろうとしている場合は、様子を見てあげてください。ギャンブルに行ったのを反省しているかもしれません。二度と行かない方法を探しているかもしれませんね。その後、良い変化があれば彼が努力した結果です。それを見てあげるようにしてくださいね。

 

うつ病治療は向き合い方が重要

いかがでしたでしょうか?彼の問題行動がなぜ起こるのかが分かっていただけたと思います。そして、各対処法もわかりましたね。

うつ病治療は向き合い方が全てです。自分の内面と対話しながら、うつ病と向き合うことで少しずつ良くなっていきます。

ですので、あなたは彼が向き合えるように手助けしてあげればいいだけです。彼がしっかりと向き合っている場合は、静かに見守っていてあげてください。信じていてあげてください。それが、大きな力になります。

心が折れそうになってしまっていれば、たまに優しさで包んであげてください。大丈夫だよっていってくれる、あなたの存在で彼は頑張れるのです。

それと逆に、自分と向き合うことなく

  • 周りが悪い
  • 環境が悪い

とのたうち回り、あなたに対しても誠意ある態度を示さない場合は距離を起きましょう。

うつ病治療に必要不可欠な【 向き合う 】ことができていません。それが大事だということに築いてもらうためにも、距離を置き、自分で考えさせましょうね。。

完璧は絶対に無理

ただ、覚えておいて欲しいのは「向き合う」ということが難しいということです。

正直言って多くの人が自分のことから目をそらして生きています。やった方がいいけどやりたくないことをやらずに後悔しているのが人生です。そんな実直に自分と向き合える人はほぼいません。だから、一分一秒逃さず現実を直視し、自分を見つけ、ひたむきに前進するなんて芸当は簡単にはできない。

ですので、彼に完璧を求めることはやめましょう。彼が頑張って治ろうとしていないように見えるのは、元々の人間の性だったりするからです。健康な人でも難しいのに、苦しい症状で絶望している時に、そんなことを完璧にやるのは不可能な部分があります。

ですので、たまに頑張っていないように見えたくらいでは怒らないで上げてください。

逆に、ほんのちょっと「おっ!めっちゃ治療頑張ってんじゃん!!」っていう風に彼が見えたら、褒めてあげてくださいね。それを繰り返すと彼は正しい方向で頑張るようになるかもしれません。

今の彼がちょっとやる気ないように見えるくらいでもいいかもしれません。名曲「三百六十五歩のマーチ」のように3歩進んでは2歩下がるような状態で過ごしながら、全体的に進んでいればOKです。ですので、全体的に大きく彼を見て上げれるといいですね。

彼から自立しよう

また、あなた自身も自立するように動きだしましょう。何かあったら私の稼ぎでやしなったるわ!!くらいの肝っ玉をもっていれば彼がクズだろうと問題はありません。あなたが一緒にいたい人間と一緒にいたいだけいることができます。

離れたくなっても自立していれば、何のためらいもなく離れることができる。そういう自由を手に入れるためにも、彼から自立し自分の力で何かできるようにしておいてください。

あなたが自立しようと動きだすと、ダメな彼氏ほど頑張りだすことがあります。というのも、彼女が他に行ってしまうという恐怖心が出るからです。人って安心しきると堕落しますから、ある程度の刺激はあたえてやりましょう。だから、すでに自立している人は仕事か趣味でのレベルアップを目指しましょう。

また、自分がレベルアップするためには自分と向き合うことが重要です。それにより、彼と同じ土俵に立ち、他者としてではなく当事者として彼を見ることができるようになります。そうなれば、相手のツラさを少しだけ寛容的に受け入れられるようになるかもしれません。

それでも、理解できずに彼を嫌いになっていくようなら、別の道を歩むのが良いでしょうね。

まとめ:どうなっても自分で決断できる状況を作ること

うつ病治療は、ある程度は家族や大事な人の支えが必要です。ですが、最終的には自力で最後の山を乗り越える必要があります。ですから、彼に頑張ってもらうしかないのが現実です。

ただ、その山を乗り越えることは実に難しい。ですから、早く山を昇れと言っても、登ろうとはしてくれないでしょう。それにしびれを切らしイライラしてしまうなら、自分のレベルアップに時間を使いましょう。あなたも自分自身と向き合い、至らない部分を向上させる。そうすると、彼がどういう風に苦しんでいるかが見えてくると思います。

それをしても、彼に乗り越える意思が見えずに嫌いになっていくようなら別の道を歩んだ方が双方にとって幸せです。彼が全てではありませんし、彼ができないことは、あなたがどんなにお尻をたたいてもできませんからね。

彼を大事に思うあなたなら、たぶん向き合えないときの気持ちが分かると思います。わかったとしたら、彼のためになる言葉をかけましょう。時には厳しい言葉も必要です。治療に必要なことなら彼が怒っても伝え続ける必要があります。感謝されないでしょう。嫌味を言われるでしょう。怒りをぶつけられるでしょう。それでも、彼が健康になるために必要なことなら言いたい!!って思うならグッと我慢して伝えてみましょうね。そういう思いは必ず伝わりますから。

彼だけを大事にしないことで、結果、彼を大事にすることができる。ちょっと矛盾したようなこの真理をしっていれば、あなたの恋愛はうまくいきますよ。

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著者:モン介

雪の降る地域に住む、のほほんマイペース男子。 寝ることが好きで布団が親友、でも、気持ちい日差しも親友です。 うつ病に苦しみながらも、様々な人の力を借りて何とか克服。 現在は楽しく毎日を過ごしています。そんな経験が同じような苦しみを持つ人の力になれるよう活動します。

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