うつ病を患っている時に会社をやめてもいいという話

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基本的に、うつ病を患っている時は大きい決断をしてはいけないと言われています。特に会社を辞めるという決断はなるたけしない方がいいと推奨している医師がほとんどです。

ですが、必ずしも辞めずに今いる会社にしがみつく必要はありません。うつ病を悪化させる会社にいるくらいなら辞めてもいい場合があります。

じゃぁ、どういう場合は辞めてもいいの?って思いますよね。それについて私の考えを書きたいと思います。

うつ病を患っている最中に大きな決断をしてはいけないといわれる訳

一般的にうつ病を患っている最中は大きな決断をしてはいけないといわれています。なぜなら、うつ病を患うと悲観的な考え方や偏った思考が強くなるからです。

うつ病を患うのは基本的に患者だけが原因ではありません。様々なことが複雑にからみあい起きてしまうことが普通です。ですが、うつ病患者は自分を責める一方、自分が存在しなくていい方向に意思決定をすることが多くなります。

夫婦の場合は、相手の幸せを思い離婚を切り出すという行動に出ようとします。足手まといの自分が伴侶だと相方を不幸にすると考えてしまうのです。

学生なら学校をやめようと思うかもしれません。サラリーマンなら戦力ならないから会社から去ろうとするでしょう。しかし、患者自身だけが悪いわけではないし、うつ病が完解すれば事態はよい方向に進むことも多いです。

うつ病が完解したときに「何でこんなことを決めてしまったんだ」と後悔してしまう人も多いです。そのため、うつ病を患っている時は大きな決断をしてはいけないといわれています。

では、次に会社をやめてはいけない理由を具体的に説明していきましょう。

うつ病患者が会社を辞めてはいけない理由は4つ

会社を辞めることで被ってしまうデメリットは4つです。それを一つずつ説明していきましょう。

辞めるという環境変化により症状が悪化する

仕事を辞めることでうつ病患者の環境が変わることになります。社宅に住んでいる人は出なくてはいけません。また、住んでいる場所も変えなければいけなくなるかもしれません。

さらに、休職中ならば戻る職場がなくなることになります。復職中であれば、毎日通う場所を失うことになる。毎日のリズムが崩れてしまうでしょう。また、会社に戻って戦力に戻るという目標もなくなってしまいます。

このように取り巻く環境が大きく変わってしまうことにより患者にストレスが増え、うつ病が悪化してしまうことがあるのです。これでは、本末転倒ですよね。

社会とのつながりがある方が治療効果が高いという統計結果がある

次に、うつ病治療において所属している団体があるというのはプラスの側面が多いことがわかっています。自分が社会に貢献できる場所がある、自分の居場所がある、自分の役割がある。こう思えると不思議と治療を前向きに取り組めるようになるのです。この効果を使わない手はありません。

金銭的な問題

そして、これが切実な問題。生活資金がなくなるということは生きていくのが難しくなるということ。お金がなければ衣食住を維持することができません。休職中だったら傷病手当というお金をもらえるため、生活はどうにかできます。ですが、会社をやめるとゼロになります。

それを考えれば会社を辞めて収入ゼロになるのはとても苦しい未来が待っています。

うつ病を患いながら転職活動や新しい会社で働くのは難しい

最後に問題になるのはこれ。次の会社が見つからないということ。うつ病を患っていると公表しながら転職活動をするとまず新しい職場は見つかりません。

だからと言って、隠して転職先を探しても新しい職場に慣れるには大きいストレスがかかります。そのようなストレスがかかった状態で、あなたをよく知らない人たちと共に仕事をしなければいけません。

そうなれば、うつ病が悪化する可能性が高まるでしょう。ですが、隠して転職した場合、助けを求めるわけにもいかない。そうなれば、また退職することになるのは火を見るより明らかです。

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それでも会社を辞めてもいい場合

このように、うつ病を患っている最中で会社を辞めるデメリットは大きいです。ですが、それがわかっていても会社を辞める選択をしてもいい場合があります。

それは、会社がうつ病治療に否定的な場合です。

大企業や中企業は社会的立場が高いため、うつ病治療に否定的な態度をとることは少ないです。それよりも企業イメージを優先したり、労働環境リテラシーが高いために、社員がうつ病を患ったのは会社にも責任があると考えます。だから、うつ病になってしまった社員を職場に復帰させ戦力として働いてもらえるよう努力してくれます。このような会社な場合、やめる理由はありません。

しかし、ちまたでブラック企業と呼ばれる会社はそうではありません。うつ病を患ったことを知ったら全力で追い出そうと嫌がらせをする会社もあります。悲しいですが、こういう会社はあるんです。

私が所属していた会社は、治療に対し前向きに対応してくださいました。そんな卑怯なことをしません。ですが、知り合いの会社は結構卑劣なやり方で患者を追い込んでいました。給料泥棒に払う金はないと賃金を渋ることもあったとききます。健康保険で確保されている傷病手当の手続きを嫌がられたともききました。

基本的にはそういう会社は、あらゆる手を使って社会的是正を入れなければいけないと私は思います。

ですが、それを実行するには大変な労力がかかる。そんな力はうつ病を患った人には残っていないでしょう。それをいいことに追い込んでくる相手を真正面から受け止めていたら、うつ病は悪化します。

そうなるくらいならその会社から去った方がいいです。元気になるまで親にお世話になるのも一つの手でしょう。頼る親族がいなくても、世には生活保護というセーフティネットがあります。フォローしてもらいながら治療を続け、働けるようになったら仕事に励む。こういう方法もあります。

また、行政にはこういうときのための相談窓口も存在します。そこに相談しに行きましょう。なにかいい手立てがでるかもしれません。

まとめ:うつ病が悪化するような会社とは縁を切ってもいい

うつ病治療に後ろ向きな会社は、滅多にありません。また、嫌がらせをしてくる会社もそんなに存在しないでしょう。今は労働基準監督署によるブラック企業撲滅運動がありますし、メンタルヘルスにかんしては国が主導で啓発していますから、それに反する行動をする企業はすくないです。

しかし、運わるく最悪な会社に勤めてしまった場合は、自分を守るために会社を去る選択をしてもいいと思います。ただ、辞めると決める前にかならず周囲の人に相談してください。もっといい方法が見つかるかもしれません。

周りの人たちが代わりに戦ってくれるかもしれません、いろいろな戦略を考えて、それでもダメだったら最悪の会社と縁を切りましょう。でも、その後、必ず行政の相談窓口に行ってくださいね。力になってくれるはずです。

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著者:モン介

雪の降る地域に住む、のほほんマイペース男子。 寝ることが好きで布団が親友、でも、気持ちい日差しも親友です。 うつ病に苦しみながらも、様々な人の力を借りて何とか克服。 現在は楽しく毎日を過ごしています。そんな経験が同じような苦しみを持つ人の力になれるよう活動します。

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