ブログ「うつから幸せに」は2015年にスタートしました。その歴史を紹介していこうと思います。
「うつから幸せに」年表
うつから幸せにはブログを中心にさまざまな活動を進めています。それについて時系列でまとめていこうと思います。
2015年
- ブログ「うつから幸せに」を運営開始する。
- 体験談や専門知識をもとに精神障害・精神疾患・メンタルヘルスに関する情報を発信する。
2016年
- メールによる無料相談を開始。メンタルヘルスや人生・恋愛相談など、さまざまな相談をうける。
- 同時にツイッターのDM(ダイレクトメール)でも同様の無料相談を開始する。
2017年
- 復職を目指す人々にむけて支援情報をまとめた資料を無料で配布する。
- Webカウンセリングサービス【Gralize グラライズ】を創設
- 復職支援メルマガを開始
2018年
- LINE@にて情報発信を開始する。
- 上記を継続しつつ、福祉についての専門知識を深めるためにブログの更新を休止
2019年
- Webカウンセリングサービス【Gralize グラライズ】サービス提供終了
- 復職支援メルマガ休止
- 復職支援情報の無料資料配布を休止
運営方針の変化
当初、ブログ「うつから幸せに」は一つのメッセージを送るために運営を開始しました。それは「うつ病になっても大丈夫」というメッセージです。
創世記の運営方針
なぜ、「うつ病になっても大丈夫」というメッセージを発信しようと思ったのか。理由は簡単です。私自身がうつ病をわずらったからです。
私はうつ病を患い、休職と復職をくりかえしました。この時期は、自分の人生は終了したと心の底から信じていた時です。
ですから、毎日つらかった。本当につらかったです。最悪の結末を何度もかんがえていたくらいですからね。
そんな辛い日々もおおくの人々の支えがあり乗り越え、寛解・完治することができました。元気になってみると、あの時に自分の人生を終わりにしなくて本当によかったと心の底から思えるようになったのです。
そして、その経験を「同じように苦しんでいる人に伝えたい。大丈夫。どうにかなるから。終わりだと思わないでくれ!」というメッセージを発信したくなりブログ「うつから幸せに」を開設しました。
エゴの押し付けになっていると感じはじめる
上記の理由からブログ運営を開始します。心理系の民間資格も取得し人々の支えになるようなサービスも開始しました。
たくさんの人に感謝されると同時に、私の言葉を拒否されるかたがたもたくさんいらっしゃいました。
そこで抱いたのは私のメッセージは「相手のためになっていないのではないか」という疑念です。
うつ病と一言でいっても人それぞれ違う
うつ病という診断名がついても原因は人それぞれ違います。また、症状も違うことも多い。さらに、抑うつ状態とよばれる活力のでない状況である場合でも治療方針は人それぞれ違います。
寛解・完治する人もいれば、一生うつ病と付き合っていかなければいけないケースもあるのです。
そのような重度のうつ病をわずらっている人々に「大丈夫」という言葉は私の伝えたいメッセージを正しくは表現することができませんでした。
よって、安易に「大丈夫」という言葉を発信することはやめようと決意しました。
新しい運営方針は「正しい知識の普及」
大丈夫と安易に発言しない。でも、うつ病に対して絶望しない。そうするためには正しい知識の普及がなにより大事だと考えます。
ですから、それを実現するためにブログ「うつから幸せに」を運営していこうと思います。
現在、つらい状況の人も正しい知識があれば必要以上に絶望することはなくなります。周囲の人も適切な知識があれば適切な支援ができるでしょう。
大事な人がうつ病になったとしても精神疾患・精神障害になったとしても「正しい知識」があれば誤解による無理解へ減っていくと考えています。
誰もが暮らしやすい社会になることを願う
私の力は微力です。ですが、無力ではありません。ですから、持っている力をつかって最大限努力していこうと思います。
誤解がへり、正しい知識が普及することで誰もが暮らしやすい社会になります。
うつ病をはじめとする精神疾患や精神障害は他人事ではありません。発症率は高く、あなた自身がなることもあれば、あなたの大事な人がわずらう可能性は非常に高い。
まず、それを知っていただきたい。
そして、あなたの地域ですごしている精神疾患・精神障害の方々は日々つらい思いをしながら生活しています。
もっている力を発揮できずに閉じこもっているかもしれません。輝ける場所があるのに暗い場所で過ごしているかもしれません。
精神疾患や障害をわずらっていても他人に貢献する力はもっています。その力を発揮する場所がなかなかないだけなのです。
そのような人々も元気な人たちと同じように活躍し人々のためになる社会になる。それが実現できればどんな状況でも生きる希望をもてる素晴らしい社会になると思います。
それを目指していきたい。だから、私はこのブログを運営していこうと思います。
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