目標設定が大の苦手である私がよんで「こうやれば目標設定って立てやすいんだ」と感銘をうけた本「GOALS!ゴール」をご紹介します。
GOALS!を読んで得られることは3つ
本書を読んで得られるのは
- 目標設定の大切さ(目標はどんな簡単なものでも立てたほうが絶対に良い)
- 継続する目標設定方法
- 失敗する目標設定方法
社会人になっても目標設定を適切に行える人ってあまりいませんよね。本書でも同じように書いています。
だからこそ、適切な目標を設定できる人は”最速で結果”をだす人なんだということをわかりやすく説明しています。
この本を読んで私も目標を設定するようになり、意外といろいろなことを達成できています。
GOALS!ゴールの著者
本書を書いているのはブライアン・トレーシーという人材養成ビジネス会社の社長さんです。そう聞くと「えぇ、、、本当に大丈夫なの?この本。」って思う人も中に入ると思います。人材養成という概念が嫌いな人って結構いますもんね。
でも得られる知識は多いですよ。目標設定がへたくそな人がやりがちな「実現できなさそうな目標を掲げる」とか「目標を設定するだけで達成できない人」の特徴などをわかりやすく説明してくれるため、今の自分に足りないものが何なのかをしっかりと勉強することができます。
GOALS!の目次
目次は以下です。目次を読むだけでも、自分に必要なエッセンスを吸収できる内容ですね。
- 序章 私の人生が変わった日
- Chapter1 潜在能力を解き放つ
- Chapter2 人生の主導権を握る
- Chapter3 自分の未来は自分でつくる
- Chapter4 価値観を明確にする
- Chapter5 本当の目標を定める
- Chapter6 絶対的な意図を定める
- Chapter7 自分自身に対する考え方を分析する
- Chapter8 初めの一歩を踏み出す場所
- Chapter9 進歩を測定する
- Chapter10 障害を取り除く
- Chapter11 専門分野の達人になる
- Chapter12 しかるべき人たちとつき合う
- Chapter13 行動計画を立てる
- Chapter14 時間管理のスキルをマスターする
- Chapter15 毎日、目標を見直す
- Chapter16 目標を絶え間なく視覚化する
- Chapter17 潜在意識を活性化する
- Chapter18 柔軟な姿勢を保つ
- Chapter19 生まれ持った創造カを解き放つ
- Chapter20 毎日、何かをする
- Chapter21 成功するまで粘る
- まとめ 今すぐ行動を起こそう
記憶に残っている部分
特に勉強になったのは「自分の人生の責任は自分」という概念。当たり前っちゃ当たり前のことですが、これを自覚していない人って結構おおいですよね。という私もそうですから。
この概念をしっかりと持っていないと日々おこる出来事も受け身になりやすく愚痴ばかりがでてきます。
現れる障害は自分を成長するための糧であると考えられたら人生って楽しめるかもしれません。
ただ注意しなければいけないのは、メンタル的に不調なときに本書に書かれている内容を全力でやろうとすると負のスパイラルに陥るということ。
目標を立てて日々自分を追い込んで結果を出していくというのは人生を豊かにする大事な方法ではありますが、やりかたを間違えればメンタル不調を引き起こす原因にもなります。
自分の現状をしっかりと把握し適度に自分を甘やかせつつやっていく必要はありますね。
まとめ
目標設定の概念として知っておかないと損する概念がたくさんある本です。ただ、馬鹿正直にすべてを本書のようにやろうとすればメンタル不調を引き起こす可能性もあります。
特に上昇志向が強く自責の概念が顕著で自分を追い込みやすい人は要注意です。
「目標はないより立てたほうがいいね」「ゆるーく計画立てよう」とおもって取り組むのがおススメかもしれません。