体調が悪くなったり疲労が限界値を超えるとお風呂に入るのが嫌になりますよね。というか「入りたいけど、入れない、、、、」となるでしょう。
そんなときに思い出してほしい「お風呂に入る負担を下げる方法」を5つの方法をご紹介します。最後に筆者の疲労度別入浴パターンも紹介しているので、ご興味ありましたらどうぞ。
そもそもお風呂が大変な理由
お風呂って入ると気持ちいいんですけど、入るまでが大変ですよね。でも、なぜ大変なのか?これを知っている人は少ないです。理由を説明しましょう。負担に感じる原因は4つあるんですね。
- 準備が必要
- やることが多い
- 水を浴びている最中は呼吸が浅くなる
- 体力を消耗する
言葉にすると「あぁそうだよね」って思ったと思います。ただ、詳しく説明しましょう。
準備が必要
湯船に入るなら、湯船の掃除が必要ですよね。着替えやバスタオルなども必要な数揃える必要があります。寒冷地に住んでいる場合は脱衣所を温める必要がありますし、浴室も適温にしないとヒートショックで身体に負担をかけます。
想像するよりも「お風呂に入る」という動作は準備が必要なんですよね。だから、負担が大きいんです。
やることが多い
短時間でこなさないといけないことが非常に多いんですよね。身体を洗い、お湯で流し、隅々まできれいにする。それだけでなく美容意識が高い人ならムダ毛処理やマッサージなどもやっていることでしょう。
水気の多い場所なので掃除も定期的にやらないとすぐに汚れるし、排水溝も抜け毛が溜まっていきます。お風呂に入るって言葉一つで片付けられないほど「風呂に入る」ためには色々なことをやる必要があるんですね。それがね負担なんですよ。
呼吸が浅くなる
意外に知られていないのが、お風呂でお湯を浴びているときは呼吸が浅くなります。特に顔の泡を洗い流すときは息止めていますからね。
身体中の泡を洗い流すときも呼吸が浅くなっている人が多いです。何かに集中して取り組むと呼吸って浅くなりがちなんですよ。
ちゃんと洗い流せたかって不安な気持ちになる人ほど、呼吸を浅くしながら全身をチェックしている状況になります。
体力を消耗する
お風呂に入ってお湯を浴びるというのはいろいろな刺激が脳に入ってきます。お湯があたる触覚や湯温による感覚、ボディーソープやコンディショナーのいいにおい。いろいろな刺激は元気な時は心地よいですが、疲れているときは余計な存在です。
身体を隅々まで洗う行動も想像以上に体力を消耗します。また、湯船に入ってゆっくりするときも体力は消耗されています。
お湯につかると水圧で肺が圧迫されやすく呼吸が浅くなります。肩までお湯につかっている場合は全身の血管も圧迫されるので心臓にかかる負担が大きいんです。体温が高くなると身体は全身を冷やそうと動き出すので、活動的になり体力を削っていく。
想像以上にいろいろなエネルギーが消耗されるのがお風呂なんですね。
お風呂の負担を減らす5+1の方法
お風呂に入るという行動が、どれだけ大変かわかっていただけたでしょう。次は、その負担を減らす方法をご紹介します。方法は5+1つです!
- やることを減らす
- 各工程にかける時間を減らす
- お風呂に入った後にやることを減らす
- 焦らない・ゆっくり行動する
- 入らなくてもよい日をつくる
- 協力者に頼む
詳しく説明していきましょう。
1,やることを減らす
お風呂に入れなくなる人ほど完璧主義の傾向があります。そしてね、お風呂に入ってやることが非常に多いんですよね。特に女性。女性は美容に力を注いでいるため、やることがめっちゃ多い。それだもん、お風呂に入るの嫌になりますよね。
だからこそ、お風呂に入ってやることを減らす必要があるんです。あなたはお風呂の中でどのような行動をしますか?たぶん以下のような工程をしていると思います。
- 身体をお湯であたためる
- シャンプーする(人によっては2回)
- コンディショナー・トリートメントを塗る
- 洗顔(女性ならクレンジングが入ります。入浴前かもしれませんが、、、)
- 身体をあらう
- ムダ毛処理(女性なら全身、男性は主にひげ。全身の方も最近はいらっしゃいますね)
- お片付け(泡や抜け毛などを洗い流す作業)
この工程はぶけることはありませんか?簡単に省けそうなのは「お片付け」ですね。お片付けは最悪元気になってからやってもいいものですからね。
不調になっている人なら、頭だけ洗うとか、顔だけ洗うって人もいますね。顔だけ洗うなら洗面台でできますし。体調に合わせてやれることを減らしてみましょう。
「そんなことできない!」って思ったあなた!完璧主義に陥っている証拠です!自分を自分でいじめているかもしれないことを思い出して下さい!
2、各工程にかける時間を減らす
必要最低限の工程に絞ったら、後は各工程にかける時間を減らすことを検討しましょう。
シャンプー2回やっていた人はシャンプーを1回にしてみたり、コンディショナーを塗ってから5分放置していた人は、塗った後にすぐに洗い流してみるとかがいいですね。
身体全身をごしごしピカピカにしていたのなら、汚れやすい部分だけやデリケート部分だけに注目するンも一つの手です。その他はお湯をたっぷりかけて洗い流すだけで汚れって落ちるもんですよ。
ムダ毛処理だって1日さぼったって大丈夫です。見える部分だけ処理することを検討しましょうね。えっ!?有事の際にどうするかって?それは直前に処理する時間を確保すればいいのですよ~
3、お風呂に入った後にやることを減らす
お風呂に入った後にやることも減らすと、入浴への負担はもっと減ります。例えば
- バスタオルは毎回洗わない
- 汚れていない衣服はパブリックミスとをかけておくだけで洗わない
- 化粧水や乳液などはオールインワンに変更する
- お風呂掃除は次はいるときにする
後でできることなら後回しにしちゃいましょう。
4、焦らない・ゆっくり行動する
意外と反響あるのが「焦らない・ゆっくり行動する」です。お風呂って結構お金がかかるんですよ。追い炊き機能がないお風呂とかだと覚めてきちゃうし、シャワーも出しっぱなしだとガス代も水道費も結構かかる。
だからお風呂に入るときに、焦っていたり、こまめにお湯止めたり、バタバタはいる人が多いですよね。
実はこれが負担になっている人もいます。焦ると心の消耗が激しいですよね。ちゃんと洗えたか?洗い流せたか?次はなにをやらなければならないとか色々考えて頭フル回転です。
その時はいいですけど、その消耗した経験が心に残ると次「お風呂入ろう」と思った時に無意識に身体の動きを制限します。これね、ほんと大事。
無意識に「大変なこと」と認識されていることは、不調になったり疲れているときほどできなくなります。そうならないように必要な支出はあまり気にしないようにしていきましょう。
5、入らなくてもよい日をつくる
完璧主義の人ほど毎日入浴しなければならないと思っていますね。私のように朝晩入っている人なら、必ず2回入らないといけない!!って思う人もいるかもしれませんね。
それって負担ですよね?
疲れているとき、不調の時ってお風呂入らなくてもいいんです。えっ?汚いって?汚くないでしょう。目やにがついているなら顔洗えばいいだけです。それ以外汚くなるところありますか?垢なんて一日でそんなでませんよ。
【番外編】協力者に頼む(洗ってもらう)
はい。これは最終兵器ですね。だれか頼れる人がいるなら、協力者に洗ってもらうのも一つの手です!私も経験ありますが、最終手段ですね。
ダメもとで頼めそうな人にお願いしてみませんか?意外とね、いいよって言ってくれるかもしれませんよ。
【体験談】筆者の疲労度別入浴パターン
では、筆者の疲労度別入浴パターンをご紹介しておきましょう。筆者は基本的にシャワー浴の人です。週に1回くらいかな、湯船にお湯をはるのは。ゆっくり入りたいときは銭湯や温泉にいってきます。
通常時
基本的に朝夕2回入ります。朝はこんな感じ。前日の夕方にしっかりはいっているので、あっさりです。
- 頭をお湯で濡らしてあたためる
- 洗顔する
- 全身にお湯をかけてあたためる
- お湯だけで全身洗う
で、夕方はこんな感じ
- シャンプー1回目(あっさり。汚れを落とす感じ)
- シャンプー2回目(頭皮マッサージをしながらキレイにする)
- トリートメント(塗ってからしばらく放置し洗い流す)
- 洗顔(泡立ててゆっくり洗う)
- 全身を泡立てた石鹸であらう
- 足専用の石鹸で足を入念に洗う(足汗すごいんですよね)
- お片付け(抜け毛や泡を流す)
こんな感じですね。お風呂から上がったら化粧水、乳液、クリーム塗る感じです。ちなみにバスタオルは1週間に1回の頻度で洗います。きれいにした体の水滴を拭いているだけですから汚れていないという考えです。
元気なとき
元気なときは「通常時」に加え、
- 湯船に入る
- 簡単なマッサージ
- ムダ毛の処理(男なんで毎日は必要ないんです)
- お風呂掃除(お風呂に入っているときになるたけやっちゃいます)
をやります。一つ一つの工程もより丁寧にしていますね。
疲労がたまって入浴がつらくなりはじめているとき
朝は通常時と一緒ですね。寝て起きたら回復していることが多いので変わりません。かえるのは夕方ですね。
- シャンプー1回目(あっさり。汚れを落とす感じ、頭皮マッサージなし)
- トリートメント(ぬってすぐに洗い流す)
- 洗顔(泡立てず手で塗ってさっと洗う)
- 全身を手で簡単に洗う、泡立てない
- 足専用の石鹸で足を入念に洗う(これは必須)
- お片付けない
もうね7分くらいであがってきます。下手したら5分くらいかもね。びっくりする速さです。そうしないとね、入れないよマジで。
かなり疲労がたまって入浴がマジ嫌なとき
疲労がたまっているときは夕方の入浴を中止し、洗顔だけします。汗かいているときは頭だけ洗って身体はボディーシートで拭いて終わりです。翌朝、通常時夕方にやっていた内容で各工程を短くした内容を行います。
こういうと「朝にいろいろできないしょ?」といわれることもあるんですが、疲労回復をちゃんとしていたら朝って意外と身体動きますからね。
枕や布団臭くなりませんか?って聞かれますけど、「自分のにおいはつきます」というのが答えです。疲れているときはしょうがないと思っています。まぁ元気になったときにシーツやカバーを洗えばいいだけなので、あまり気にしていません。
なるたけ不調直前の辛い疲労にならないように日中の活動量は調節しています。
不調のとき
次の日、誰かに合わないのであれば入りません。もうね休息を最優先です。回復する行動のみやるのでお風呂は入りません。何日もはいれていなくて身体が汚れて回復に影響がでるときは、さっと最低限の部分だけ洗います。頭だけってことが多いかな。
こんな感じ。みんなね、意外と入念に洗っていないのよ?お風呂に入れない人ほど真面目にきれいに洗おうと頑張りすぎてんのさ、それは覚えておきましょう!
まとめ
昭和初期とかはお風呂に週1回とか週2回とかしか入らなかったんですよね。それが毎日入るのが主流になり、私のように一日2回洗うって人もいるんですから時代は変わりましたよね。
入浴ロボットか洗身マシーンができると嬉しいなって個人的には思います。ガソリンにある洗車マシーンみたいにブラシでバーッて洗ってくれたら私は嬉しいよ。ほんと。だれか開発してくれないかな?
お風呂に入るのって本当に大変ですよね。辛いのは否定しないでいいです。簡単には入れる方法を探しましょう。それが重要です!