うつ病を克服せよ!対人関係編2ndミッション「他人に求めてるものを知る」

弱っている人へ
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ahirukannkei

うつ病克服シリーズ!今回は知人関係編です。まだミッション1をご覧になっていない方はミッション1からご覧ください☆

うつ病を克服せよ!対人関係編1stミッション「あなたのパターンを見つける」

対人関係は他人に求めているもので形が決まる

ミッション1ではあなたがどんな人たちと関わりがあるのかを調べましたね。それにより、あなたはどんな人との付き合いが苦しいパターンなのかがわかったと思います。

今回のミッション2では、その苦しいパターンに焦点をあて、それが何で苦しむものになるのかを調べていきます。

人は他人に求めているものがあります。その内容によっては自分の行動も気持ちも変わりやすいのです。たとえば、清潔な人は不潔な人が嫌いですね。それは清潔を求めているからです。自分はもちろん生活がいいので相手も清潔であってほしい。

親切かつ丁寧な人は横柄かつ粗暴な人が嫌いです。なぜなら、親切かつ丁寧を求めているからです。穏やかで平和な人は刺激的で危険満ちたことに不安を覚えますし、逆に刺激的にすごしている人は平穏が退屈に感じるでしょう。

このように自分が求めているものが必ずあります。その求めているものが行き過ぎると自分を苦しくするものになってしまうのです。

相手に求めている内容をしるには負の感情を分析しよう

じゃぁ実際に何を求めているのか調べましょう。手がかりとなるのは負の感情です。あなたは他人と会話をするときに心配になったり、不安になったりしませんか?

その時は、どんな理由で不安になりますか?どんなふうに心配になりますか?その理由があなたが求めているものを見つける手がかりです。

私の場合は、基本的に自分を大切に扱ってほしいと思っている部分がつよいです。ですから、人には誰よりも気を使う。そして、相手がどう思っているのか心配になるのです。

ですが、他人は私のことなどはっきりいってどうでもいいと思っています。自分が思っているほど周りは私を見ていません。なので、とうてい大切に扱うなんてことはしません。特に男というのはガサツですから返事をしない人なんて沢山います。

そんな態度をみたときに私は「自分がなにか悪いことをしたから相手が返事をしないにちがいない」と思うことが多いです。よって、さらに気を使う。親切にする。そうすると調子のいい人間はなんでもしてくれるんだと思いだし、だんだん横柄になっていきます。

ですが、私も人間です。横柄にされると腹が立ちます。それに自分が親切にするのにどんどん相手が横柄になるなんてムカつきますよね。だから、ストレスが溜まります。

しかも親切にするというのは体力も使います。それでは心身ともに疲弊してしまいますよね。さらに悪いことに私は周りのすべての人に大切にしてほしいと思っていた部分があり、周りのすべての人に親切にしていました。

これは、もう悪循環ですね。基本的に礼儀正しく親切に他人とは付き合うと教えられていた部分もあり、悪循環はどんどん強化されていきました。

その求めているものはあなたにとって本当に必要ですか?

この私の例のように他人に求めていることが叶うことはほぼありません。特につよい求めに対してはかなわないことが断然おおい。それが叶うとしたら、仲が良い友達だったり親友だったり恋人だったりするくらい密な関係な人たちですね。

まず、おおくの人からそんな大切にされることはないのです。だって、相手にとってほしいものをもらっている訳ではないのですから、お返しをするわけがありません。

ここで、普通の人なら、じゃぁ気を使うのをやめようなんて思うものですが私の場合は、やめられなかったですね。大切にしてほしい気持ちが強かったんですね。おそらく自分に自信がないのも理由のひとつだったと思います。

ただ、自分が与えているものに対して、何らかしらの見返りがないと人は苦しい思いをし続けます。それに大切にされる必要はよくよく考えるとないのです。ですから、無理してまで求める必要性がないことに気が付きました。

こういう議論をすると、たまにきれいごとをいって見返りのない気持ちで人と接しなさいという人がいますが、それは「余裕のある人間」がやることです。

余裕がなくなれば無償の愛はなくなってもしょうがないと私は思います。ですから、私は大切に思ってくれない人にはたいして気を使わないようにしました。ただ、あいさつや社交辞令はしますけどね。

小さい時に欲しかったもの求めがち

このように人は求めているものが強いと必死になってそれを受け取れるように頑張ります。それが対人関係にあらわれてしまうとはっきり言ってツラい思いをすることになることがほとんどです。

そして、この強い求めは自分が小さい時にほしかったものだったりする傾向がつよいです。私の場合は、厳しく育てられたことが理由だったようですね。大切にしてほしいとか認めてほしいという欲求がかなりつよいほうですから。

その気持ちが消化できないまま大人になったために周りに大切にされたいとか認められたいと強くおもうココロがあらわれて必死に気をつかったり、一生懸命仕事をしたりしたところがあります。

じゃぁ親がわるいのかというとそういうわけではありません。私はけっこうだらしない性格ですしマイペースすぎたりわがまま放題なところがつよい子供でしたから、将来を案じて厳しくしつけてくれた部分があることは重々承知していますし、なにより大切にはされていましたから。

ただ、歯車があわなかっただけだと思っています。よかれとおもっていたことがうまくいかなかっただけですからね。

今の自分にとって一番欲しいものは何ですか

このようにあなたも何か求めているものはありませんか?それは小さいときにほしかったものではありませんか?

人前で緊張しすぎてしまう人は「失敗を笑われたいくない」という求めを持っていませんか?ダメな恋人に尽くしすぎちゃう人は「自分の必要性」を求めていませんか?横柄な人にいいようにつかわれる人は「認められたい」という求めがありませんか?

あなたが欲しいもので人との関わり方がかわります。あなたを苦しめているのは一番欲しい求めが返ってこない対人関係です。帰ってこない理由が自分の努力や行動がたりないからだとおもい、もっとがんばれば求めたものをもらえると思っているからです。

だから、あなたにとって一番欲しいものがなにかを探してみてください。あなたが苦しい思いをしている人間関係にヒントがあります。それをしてしまう理由はなにを求めているかを知りましょう。

そして、その求めているものがわかったら、その人からもらえるものなのか、もらえないものなのかをよく考えてみてくださいね。意外と「あぁこの人からはもらえないわぁ」なんて思うことはけっこうありますから。

それと同時に本当にそれが欲しいのかを考えてみてくださいね。意外に必要ないものかもしれません。

もらえないとわかったら、その人から離れる方法を考えてみてください。もらえない人と付き合わないといけないときは必要最低限の付き合い方を考えてみてほしいと思います。

私は、認めてほしい気持ちが強かったですが多くの人から認められなくてもいいと思えるようになりました。それにより、たしょう人間関係がらくになっています。自分が尊敬する人や大事なひとから認められればそれでいいと思えています。でも、たまに頑張りすぎてしまいますが、、、

まとめ:自分が求めているものを見つけ、本当に手に入る方法を知ろう

あなたの求めているものをしっかりと探し出してください。探す場所はあなたが苦しんでいる人間関係の中にあります。ヒントは小さいときにもらえなかったと思っているものです。

それを見つけることができれば、苦しい人間関係をたしょう楽にすることができるはずです。その楽にする方法を感覚的につかめば対人関係の負荷を調節することもできるようになってきます。

身を削ってまで求めるものをえるために消耗しないでください。意外なことに求めているものがなくても幸せな人生は過ごせますから。

ただし、暴力をふるってくる人やパワハラをしてくるような上司など圧倒的な圧力でストレスをかけてくる人は今回の方法では対処できません。そういう人に苦しめられてうつ病になった人は行政や弁護士、労働基準局に相談する必要がありますのですぐいってくださいね。

 

前のミッションはうつ病を克服せよ!対人関係編1stミッション「あなたのパターンを見つける」

次のミッションはうつ病を克服せよ!対人関係編3rdミッション「自分に求めているものを知る」

ぜひ、見ていってくださいね☆

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