うつ病復職時は家で朝ご飯を食べない方が出社しやすい!?

弱っている人へ
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美味しそうな日本の朝食である銀シャリご飯と出汁の効いた味噌汁うつ病を患い休職したら元気を多少取り戻します。そうなれば必然的に社会復帰を視野に動き出しますよね。休んでいることに後ろめたさを感じているあなたなら一刻も早く復職を果たせるよう焦り、そして最大限の努力をしているでしょう。

ですが、なかなか上手くいかないのが現実です。特に多くの人がつまづくのが朝の出社。今回はその大きな関門にどう対応したら良いかを話したいと思います。

辛くなり始めるのは復職1週間後

最初の一週間くらいは思い通りに出社できますが、二週間目くらいになってくると朝起きて出社するのが難しくなってきます。

特に布団から出れても支度している間に調子が悪くなったり、倦怠感が強くなって玄関から出れなくなります。それでも出社しなければ、復職しなければ、と焦りに近い強い心で自分を奮い立たせ会社に向かいます。

そんな無理が続くのは最大で2ヶ月くらい。その頃には気力も奮い立たせることもできず顔には血の気の引いた破棄のない顔になっていることでしょう。「やっぱり自分はもうだめなんだ」、「もう復職はできないかもしれない」と負の感情を溜め込みながら一人で悩み苦しみの渦のなかに引き込まれていきます。

復職後は誰でも通る関門

ここで自分に落ちこぼれの烙印を押すのはちょっと待ってください。なぜかって?それは、うつ病患者が復職する際には必ず同じ状況になるからです。あなたが落ちこぼれな訳ではありません。

休養で体力が落ちているせいかもしれません。復職によるストレス増で症状が悪化しているかもしれません。うつ以外の要因も混ざってくるのが普通です。ですから自分を攻めないでください。

まずは朝になれリズムを作ることが先決。リズムが作れれば苦しさも少し和らぎます。うつの症状で自責をしてしまうかもしれませんが、そこはグッとこらえてください。

朝の辛さの軽減処置は3つ

じゃぁどうしたら良いのさ。って思いますよね。そんなあなたに3つの処方箋をプレゼントしましょう。お金もかからない方法で今すぐ実践できるものですから安心してくださいね。

刺激のある食べ物を控える

まずはこれ!うつ病の回復期というのは、刺激の強いものを欲する時があります。炭酸飲料やカフェインの入ったもの、香辛料たっぷりの料理などを食べたくなるんですね。

それを食べると一時的に元気になったような気がするのですが数時間後にはなんか元気がでなくなるようになります。それは刺激によって興奮したからだが治まってくるからなんです。そんなものだから繰り返し接種してしまい一日トータルの摂取量は結構な量となります。実はこれが問題なんです。

カラダが興奮するということは、体に負荷がかかっている状態です。ただでさえうつ病で苦しい状態なのに無理やり興奮させ負荷を高め疲弊させているんですね。それが続けば体はどんどん消耗し体力が削られ、回復する時間が足りずに動けなくなっていきます。そうなれば朝起き上がれなくなってくるのは当然ですよね。

そして刺激物の影響は他にもあります。実は興奮を無理やり起こすことにより自律神経の交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまいます。

そうなれば体は上手く休養することができなくなるんです。疲れたからと座っていても疲れはとれず、横になっても休養できません。そうなると睡眠もまともにとれなくなる。こうなれば体はどんどん消耗し朝は辛くなる一方です。ですので刺激物の接種は極力控えましょうね。

まぶしいけど元気をもらえる素晴らしい天気の時の太陽さん

朝日を積極的に浴びる

これは、もうかなり有名になりましたね。そう日光を浴びるんです。日光を浴びることで目から刺激が入り体内時計が修正されます。一日のスタートをしっかり切れるんですね。

そして、日光を浴びることでセロトニンの生産性も上がり脳内ホルモンバランスが整いやすくなります。うつ病はセロトニンが不足したり、上手く機能しなくなることで発症するといわれています。ですから、セロトニンを増やすことはとっても重要なことです。

また、日光を浴びなければ生成できないビタミンDというものがあります。このビタミンDは、、、、、、、、、

日光にはこんなに良い効果があるんです。何より嬉しいのはタダだということ。天気がよければどんなに浴びてもお金はかかりません。是非浴びるようにしましょう。朝に効果的に朝日を浴びるにはカーテンを開けたまま寝るのがベストです。もちろん寝床も窓際にしましょうね。

朝食は外でとる

そして、私の中でずっしりと重い倦怠感対策で一番効果があったのがこれ、「朝食は外でとる」です。

おそらく復職経験がある人はわかってくれると思いますが朝食をしっかりとった後、ずっしりと鈍い倦怠感により動けなくなったことがあると思います。食べ過ぎたわけでもないのにカラダガとても重い。カラダガ重くなると思考も鈍くなっていきます。寝起きの時よりカラダが重く鈍くなるため、出社の準備ができていても玄関から外にでることが難しくなってしまいます。

それを解決するには「外で食事をとる」という行動をとってみたください。朝起きたら出社の準備だけして家を出る。その後、コンビニ朝食をかい出社してから食べる。またはレストランや牛丼屋で朝食をとり、それから出社する。

これに変えるだけで倦怠感がまして動けなくなるということは少なくなります。

出社できればこっちのもの

倦怠感が増すことがなくてもカラダはツラい状態です。朝起きて支度しながら「会社にいってからツラい目に合ったらどうしよう」と考え続けると出社するのは難しくなります。

ですが、出社すると自分が想像しているほどツラくならないのが現実だったりします。ですから、まず会社にいくまではあまりイロイロ考えない方がいいです。不安は考えれば考えるほど大きくなります。そうなればうつ病の症状も強くなってしまうので注意が必要です。

出社してツラくてどうしようもなければ、会社の休憩室で休ませてもらったり早退させてもらえばいいのです。復職初期はそういうことも視野に入れて会社も準備しています。ですから、上司に今の状態を報告し相談しましょうね。

会社に来てしまえばこっちのもんだと思いながらパンを口にはさんでギリギリに出社するメンタル疾患従業員

辛さMAXの時は一日休む

とはいうものの、会社に出社すればいつもどうにかなるという訳ではありません。復職中は休養中の環境からイロイロかわるため体調は崩れやすいです。なかなかリズムをつかめずどんどんツラい症状がでることもあります。

ですから、出社してもどうにもならい日が2日も続くようであれば1日休んでください。ただし!休むのは1日にして、次の日はどんなにツラくても出社はしてくださいね。

調子がドンドン悪くなるのはカラダの回復が追い付かなくなるからです。ですから、一日休養してカラダの回復を待つため休みをとるのですが休みがつづくと今度は生活リズムが崩れて出社できなくなってきます。そうなれば朝出社できなくなって復職失敗となってしまうでしょう。

まとめ:朝を制すれば復職は上手くいく

復職を成功させるために朝の行動はかなり重要です。毎日休まず出社できてこそ復職の基盤が固められるというものなんです。ですが、これは本当に難しい。多くの人がこの壁を乗り越えられず再休職してしまいます。

かくいう私も同じような形で再休職しました。一回目の復職はたった3か月しか持たなかったのです。腹側して生活リズムが定着するまでには1年ほどかかると言われていますから私は1クウォーター、4分の1しか出社できなかったんですよね。

復職するときは休んだ分を取り戻そうとかなり焦り気味になります。ですが、再休職しては意味を成しません。まず毎日出社しリズムをつくることを意識しましょうね。そのためにも朝を制してください。次のステップはそれからでも十分間に合いますから。

 

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