うつ病になると9割の方がなるという不眠症。私も多分に漏れずなったこの症状。この不眠症が本当にツラい。ツラくて日中活動するのが苦しくなる。そんなあなたに贈る睡眠不足でツラすぎるときに大事にして欲しい心構えです。
不眠症のツラさとは
不眠症になったときのツラさは健常者たちにも結構伝わります。なぜなら、健常者でも忙しすぎるときは寝れないため寝れないときのツラさがわかるからですね。誰に行っても寝れないのが一番つらいのは共感できるところでしょう。
寝れないと集中力はなくなり、体力も落ち、息がすぐ上がり、作業効率は断然落ちます。これが健常者が寝不足の時になる症状。うつ病者はこのほかに
- 不安が強くなる
- 焦燥感が強くなる
- 心配事がいっぱい頭の中に湧いてくる
- 急に悲しい気持ちになってくる
- 涙が勝手に出てくる
など精神的な不安定さが顕著になります。これは本当にツラい。睡眠不足でカラダもしんどいのにココロまで追い込んでしまうとやってられないですよね。
完璧な改善策はない
そんなツラい症状をどうにかしたい気持ちはとてもよく分かります。私もどうにかしたくて沢山もがきました。ですが、残念ながらこの症状を一周できる魔法の対処策はありませんでした。
よく、ネットなんかで「一瞬で気分が治る」とか「一発で元気になる」なんて情報を全部試しましたが全然ダメ。ダメなのがわかるたびに自分がどんどん不安定になっていきました。というか、そんな魔法があったら今頃だれも苦しんでいませんからね。
その経験で学んだのは「魔法はない」ということ。一発で元気になるとかどっかの危ない白い粉とかしかありえませんからね。淡い期待はした分だけコンクリートに叩きつけられますので注意してください。
では、そうするか。それは小さい変化を積み重ねることを大事にするということなんですね。
少し変えるだけで希望の光に
小さいことをいくら積み重ねたって全然ダメだよ!!ってあなた!!その気持ちはとてもよく分かります。すっごくよく分かる。だって、私も同じことを考えました。小さい小さい積み重ねをしたって全然ダメ。何も良くならない!!それならば何もしない方がいい!!そう思った時期があったんです。
何もかも無駄と考えた結果
小さい積み重ねは1+1=2ではなく、0+0=0と強く信じていたんです。どうせゼロなら何もしない方がいい。そう思って数か月何もしない日を過ごしたことがあります。その結果どうなったと思いますか?
じつは、症状はどんどん悪くなったんです。不眠症は悪化し寝れない時間は増えました。日中の苦しさはしょうがないもんだと決め込んで、とにかく我慢するだけの毎日。ただ、時間だけが過ぎればいいと思っていました。そうなると、ドンドン心が追い込まれていくんです。そうなると、うつの症状が全て悪化していきました。
ちょっとした変化を大事にする気持ち
何もしてないのに、ただ我慢しているだけなのにドンドン調子が悪くなる。もうこれは絶望的でしたね。どうすりゃいいんだと。途方に暮れて日中に外を歩いた時に気付きました。
日中ツラすぎてただただ歩き続けた日、少し気持ちが上向きになったんです。ほんの少しなんですけどね。それに気づけたのが良かった。その日から日中ツラい時に少しウォーキングすると多少気持ちが楽になると知りました。
この時に何もしないとゼロどころかマイナスになることをしり、何かをするとゼロかもしれないけど多少プラスになる可能性があると知りました。
小さくても可能性を信じよう
ツラいのはとてもよく分かります。もう全てを信じられないくらいツラいと思います。毎日何もしたくないほどツラくないでしょう。本当に苦しいと思います。でも、何もしないと何も起こりません。何も起こらないどころか体がドンドン衰えていってマイナスになります。
それを防止するのはちょっとした行動です。寝てばかりだったら座っているだけでもいいです。座ってばかりなら立つのでいいです。立つだけだったら歩いてみたらいいんです。本当に小さな一歩で構いません。
その小さな一歩が気づきを生み、カラダに変化を呼び、積み重ねることで可能性の花が咲くんです。その儚い花を目標に頑張るのはあまりにツラいかもしれません。でも、その花が今後とくに大事になるということを忘れないでください。
ツラすぎるときは休もう
こういう話をすると、真面目なあなたは必要以上に動きだそうとします。小さい変化より大きい変化の方が可能性を大きくするのは間違いありません。ですが、1日やって3日休むより毎日取り組める内容の方が効果が生まれるのは間違いありません。
頑張りすぎる性格がうつ病を呼び寄せました。そのことを忘れてはいけません。ほんのちょっとの変化でいいのです。あなたには物足りない小さい小さい変化でいいのです。それを忘れないでくださいね。
そして、ツラすぎるときは休んでいいと自分に許可をあげてください。行動した方がいいというと「無理にでも動き続ける」のがあなたです。いいですか!!動きすぎはダメなんです。
何もやらないのはダメですが、やりすぎはいけません。言っている意味が訳わからんかもしれませんがバランスを忘れないでください。いいですか、ツラすぎるときは休んでいいんですからね。ツラすぎる、もうダメ!!って時はゆっくり休んで寝てもいいんです。
まとめ:今までの自分と逆のことをやってみよう
基本的に自分にないことをすることが重要となるこの病気。頑張りすぎる人はうまく休む方法をしるのが必要ですし、頑張りがたりずに怠けがちの人は少しでも頑張る方法を習得する必要があります。
動きすぎてしまう人は動かない方法を習得する必要がありますが、何についても諦めがちの人は諦めない精神を鍛える必要があります。人生はまんべんなくバランスをとった成長が幸せを呼びこみます。
矛盾したことばかり言ってなんなんだ!!って思ったあなた。あなたが今までやっていた逆をやればいいんですよ。あなたが今までやらなかったことをやってみましょう。その時に小さい変化がうまれますから。
そして、小さい小さい変化を大事にしてくださいね。それがあなたの気付きになります。その気づきが幸せの第一歩ですから。
コメント
私は自律神経失調症です。
不眠症で悩んでいます。
モン介さんの記事を読んでとても勇気が湧きました。
今までネットで色々な記事は読んでいました。
それを何の努力もせず、ただ見て来ました。
諦めていたといいますか・・
でもモン介さんの優しい呼びかけで、
こんな私にでも少しずつ何か出来る、する!という気持ちになりました。
明日から何かを無理せずに実行しようと思いました。
ありがとう。ありがとう。
テクテクさん、コメントありがとうございます!!
少しでもお力になれて本当に良かった☆
小さいことで全然いいんです。今できる範囲の事をやっていけば、いずれそれは大きくなります。
無理は禁物ですが応援しております☆
困ったことがあれば、無料相談もしておりますのでご連絡くださいね☆