仕事は頑張れない。でも恋愛は必死。そんなうつ病部下の心理を説明します

人を助けている人へ
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うつ病をわずらっている部下をもつと理解できないような振る舞いに直面することが多くなります。そもそも「うつ病」を経験していないあなたにとって、うつ病部下がどのような状況に陥っているのかも未知数な状況です。

そんな状況で「仕事は不調でできない」と主張しているのに他のことは頑張れる様子が垣間みれる場合があります。

今回は、仕事はできないけど恋愛は頑張れるという矛盾した状況のうつ病部下は、どんな心理状況なのかを説明していこうと思います。

仕事ができない理由

精神疾患や精神障害をわずらっている部下が仕事をできない理由は以下のどれかに当てはまります。

  1. 身体的負荷に耐えられない
  2. 精神的負荷に耐えられない
  3. もしくは、上記どちらとも

復職したての場合は3であることが多いです。それ以外はケースによって変わってきます。

肉体労働がおおい職種の場合は、1のケースが多いでしょう。一度治療に専念すると体力は大きく低下します。そうなると体力を取り戻すにはかなりの時間を要します。また、体力的につらくなってくると精神にも支障をきたす場合がほとんどです。ですから、つかれてくると不安定になる部下もいます。

デスクワーク中心の場合は2の精神的負荷に耐えられなケースが増えてくるでしょう。

恋愛はがんばれる理由

業務は通常どおりできないけど恋愛はがんばれるという場合に関しては精神的負荷のキャパオーバーの状況であることが考えられます。

この場合、恋愛をがんばるという行為は精神的な回復をはかっている行動になるのです。

結果、休日は彼氏とデートにでかけたりお泊りをしたりします。これを目撃され社内では「あいつは仕事はできないというけど休日に恋愛は楽しんでいる!」といった批判が噴出することになるのです。

確かに何も知らない人からみれば、仕事を減らしてもらっているのにプライベートは充実している!なんて自己中なやつだ!!って思うかもしれません。

しかし、現実は違います。どうにか自分を回復させるためにプライベートも頑張っているのです。

信頼関係を築き、ともに歩む精神で

いかがでしたでしょうか?部下の状況によっては、プライベートを満喫しているようにみえる場合でも、実は必死に回復をはかっているというケースがあります。

それに気づかずに、「お前はプライベートに楽しく遊んでいるんだから仕事は助けないからね!」なんて判断をしてしまえば部下はつぶれてしまいます。

恋愛というのはストレスになることは少ないです。だから回復につかわれることもある。その現実はあなた自身もチームの人々にも共有してもらえるようにするのが大事ですね。

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