うつ病を克服せよ!ココロ編ファイナルミッション「心のチューニングスキル」

弱っている人へ
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うつ病克服シリーズ!掲載しているのはココロ編です。今回は最後のミッション☆まだミッション1~4を読んでいないという人は是非こちらから読んでみてください。

うつ病を克服せよ!ココロ編1stミッション「日記をつけてみよう!」

うつ病を克服せよ!ココロ編2ndミッション「心の奥底を探ろう」

うつ病を克服せよ!ココロ編3rdミッション「病に落ちた原因を探ろう」

うつ病を克服せよ!ココロ編4thミッション「心と体のつながり方を知る」

あなたのココロが穏やかで幸せに近づけるようにこの話を送ります。

うつ病を引き寄せないココロは「頑丈なフタつきの小さいボウル」

ミッション1から4までであなたのココロを知ることができ、さらにあなたのカラダとの関係性もすることができたと思います。ここまでくれば、あとはうつを引き寄せないココロのあり方を学ぶだけです。

あなたはどんなココロガうつ病を寄せ付けないココロだと思いますか?トゲトゲしたココロでしょうか?ツルツルのココロでしょうか?わがまま放題なココロですか?優雅で静かな山奥の湖のようなココロでしょうか?それとも熱くやけどしそうなココロでしょうか?(すいません、ちょっとイミフメイですね)

じつは正解はありません。あなたのうつ病が再発しなければそれがうつ病を引き寄せないココロなのです。ですが、それじゃこの記事の意味がないので私の考えるうつを引き寄せないココロをご紹介します。

私がおもううつを引き寄せないココロとは「頑丈なフタつきの小さいボウル」です。ボウルはみなさん知っていますよね。料理などでつかういれものです。意味不明でしょうがちゃんと説明します。

小さいボウルをイメージしてください。

銀色で清潔なボウル

そうそう、こんなのです。そして、その中にビー玉が入っています。ボウルはあなた。ビー玉はあなたの感情です。

あなたは外からのストレスで揺れ動きます。そうボウルが動く状態と一緒です。そうすると中のビー玉は動き回ります。これが感情を表現しているのです。つよいストレスが加われば感情であるビー玉は激しく動きます。そして、激しく動き回りすぎるとボウルを飛び出して感情というビー玉がどっかに言ってしまうのです。

これがうつ状態。感情が吹っ飛んでいき苦しい状態を招きいれるのです。ですが、フタがあればビー玉はどこにも行きません。だから、フタつきのボウルがいいのです。

ボウルも頑丈であれば強いストレス(衝撃)をあたえられても揺れ動かなくなります。そうすれば中のビー玉(感情)も小さい動きでおさまるのです。ボウルさえうごかなくなればビー玉は動かない。そうなれば安心ですよね。

あとはあなたの動かしたいときにボウルを動かしてビー玉を動かせるようになれば幸せな状態がくるのです。だから、私は頑丈なフタつきの小さなボウルみたいなココロを目指しています。

大きな幸せがあると、大きな不幸もあるのがココロ

なぜ、ココロをボウルにたとえたか言えばココロの中の感情は両極をもっておりそこをいったり来たりするものだからです。大きな幸せがあると、揺り戻しのように大きな不幸に見舞われることがあります。

楽しい楽しい日が一週間つづくと、次の一週間はつまらないつまらないものです。おいしいものを食べた次の日は、なにを食べてもたいしておいしくありません。

そのかわり、苦しいくるしいなか楽しいことがあれば些細なことでも涙が出るほど幸せになれたりします。そして、それは大きければ大きいほど反対側にも大きく大きくふれていくのがココロです。

なんかボウルの中のビー玉みたいでしょ?

なにも幸せがなければ、なにも不幸がないのがココロ

そして、実はココロは幸せを知らなければ不幸も知らないようにできています。そんなことはまずないのですが小さな楽しみしか知らない人は小さな苦しみしか知りません。

たくさん苦労したことがあるひとは、小さな楽しみにであってもとてつもなく楽しく感じるものなのです。感情豊かな人は喜怒哀楽がとても広範囲で表現できるのはこの法則があるからなのです。

喜怒哀楽が乏しい人は感情表現もとぼしくなります。ただし、内面で喜怒哀楽を表現する人もいますから外に感情表現をしてない人でも感受性が豊かな場合はありますけどね。

うつ病を克服するためには、小さな幸せと小さな不幸を大切に

私がうつ病を克服するために目指しているのは小さな感情の揺れ動きです。なにも感じない毎日は味気なくていやです。うつ症状がひどいときは何も感じないこともありました。このときは世界が灰色になったかと思いました。

ですが、ぎゃくに刺激が強すぎる世界もツラいものがあります。ギラギラした原色の世界で生きているようなもので疲れます。うつ症状がひどいときは感情の起伏が激しくなりココロが暴れまわることもあります。このときもツラい思いをしました。

楽しい後にすぐなみだが止まらなくなるくらい悲しくなったりジェットコースターに乗ってるみたいでした。

ですので、やっぱり普通が一番いい。そして普通とは小さな幸せと小さな不幸なのです。それは小さい刺激と小さい平穏といってもいいです。小さい楽しみと小さい苦しみがあればいいのです。

そんな小さい変化であればボウルの中のビー玉がどっか遠くに飛んでいってしまって感情がきえてしまうことはありません。小さい刺激で楽しみながらちょっとした苦しみを感じて楽しみがあることを実感するのが幸せなのです。

大きな幸せや素晴らしく楽しい人生だけ手に入れたい、他の負のものはなにもいらないと思っているうつ病患者さんはけっこう多いですが、実はそれは無理なのです。人間のココロは相対的にできています。楽しいことだけ選んでも、その中から苦しいことを探してしまうものですから。

チューニングは小さい変化の積み重ね

さて、では小さい幸せと小さい不幸を手に入れるのにはどうしたいいのでしょうか?それは、まずあなたの状態を知ることから始まります。ミッション1~4であなたのココロの状態を把握できたと思います。それによってチューニング方法はかわります。

おおきい感情の起伏がある人は、素晴らしく楽しいことがあった後にとてつもなく苦しい感情が出てくることを忘れてはいけません。もし、苦しい感情が出てこなくてもなんかつまらない日が長く続くことがあるのを知っておきましょう。

そんなときに楽しいことがないのは嫌だとあがきつづければどんどん深みにはまります。その時は穏やかにつまらない日々や苦しい日々が通り過ぎるのを待つのです。そして、次に刺激のつよい幸せがきた時には反動が小さくなるように小さく楽しめるよう工夫しましょう。

たのしくて全力で遊びまわってしまう人は体力を4割残してあそびまわるのをやめましょう。おいしいものが死ぬほど食べてしまう人はおなかが6割いっぱいになったところで辞めておきましょう。

にもともと感情の動きがない人は小さい出来事に着目してどう感じるかをじっくり考えてみましょう。花を見るとどう思いますか?すがすがしい景色をみてココロは反応しませんか?澄んだ空気をすったら気持ちよくありませんか?

どんな小さなことでも構いません。あなた自身が何を感じどう思うかに神経を集中してみてください。あなたの感情の動きを見つけたらそれを大事にしましょう。そして、繰り返し感じましょう。そして、その感情を表現する語録を増やしましょう。

ひとは表現の方法を多く持つほど感情豊かになります。それを繰り返すといいですよ。

まとめ:なりたいココロのあり方を定めて小さい変化を積み重ねて

激しすぎても、静かすぎてもダメなのです。バランスの大事なココロはボウルの中のビー玉をイメージすると整えやすいと思います。(私だけかもしれませんが、、、)悲しいときは楽しいことをして悲しいゾーンから楽しいゾーンへビー玉を引き戻してください。

どうしても戻ってこないときは悲しいゾーンのいけるところまで行ってから楽しいゾーンへ戻ってみてください。そして、楽しいゾーンに戻ってきたときは楽しすぎるゾーンまで行かずに悲しいゾーンに戻るようにしてください。

おおきい揺れは安定していない証拠。ですから小さい揺れに変えましょう。だからといって小さすぎる揺れはそれはそれで楽しくないでしょう。自分が欲する揺れまで戻す作業も必要です。

あなたにとってどんなココロが必要かはわかりません。それはあなた自身しかしらないのです。大きな刺激には大きな静けさが伴うことや小さい楽しみにはちいさい悲しみが伴うことをしっていればあなたが欲しい状態を選べるはずです。

何度もトライ&エラーをくりかえしながら自分が心地よいと思うバランスに調整してください。

 

 

いかがでしたでしょうか?これでうつ病克服シリーズのココロ編は終了です。

一回読んだだけではココロの知り方や整理法がわからないと思います。私自身も今現在さらに勉強中です。

ですから、わからなくなったらまた読んでみてくださいね。

1stミッション「日記をつけてみよう!」

2ndミッション「心の奥底を探ろう」

3rdミッション「病に落ちた原因を探ろう」

4thミッション「心と体のつながり方を知る」

ファイナルミッション「心のチューニングスキル」

どれも読み直してみると新しい気づきのある文章となっています。ぜひまた遊びに来てくださいね。

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